ルパンの娘:劇場版に“円城寺豪”市村正親が登場「登場シーンから楽しみに」 “殺し屋”太田莉菜も

映画「劇場版 ルパンの娘」に出演する市村正親さん(C)横関大/講談社 (C)2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
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映画「劇場版 ルパンの娘」に出演する市村正親さん(C)横関大/講談社 (C)2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会

 女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)シリーズの“最終章”を描く「劇場版 ルパンの娘」(武内英樹監督、10月15日公開)に、俳優の市村正親さんと女優の太田莉菜さんが出演することが5月28日、分かった。市村さんはドラマ第2期のスペシャルエピソードに登場した大泥棒・円城寺輝(大貫勇輔さん)の父・豪、太田さんは第2期の7、8話に登場したナイフ使いの殺し屋・ナターシャと、同じ役で劇場版にも登場する。

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 豪は、深田さん演じる主人公・三雲華ら「Lの一族」の秘密を知る重要人物。ナターシャはドラマで「Lの一族」と思われる“三雲玲”の名を言い残して姿を消すといった謎多き人物だった。

 「ルパンの娘」は、横関大さんの同名小説(講談社文庫)シリーズが原作。2019年7月期に第1期、2020年10月期に第2期が放送された。代々泥棒を家業としている「Lの一族」の娘・華と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史さん)の恋愛を描くラブコメディー。第2期から、橋本環奈さん演じる名探偵一家・北条家の娘、美雲が登場した。

 劇場版は、三雲家、桜庭家、北条家、そして大泥棒・円城寺輝というルパンの娘のオールスターが集結。シリーズ初の海外を舞台とした物語と、Lの一族の秘密が描かれる。ドラマと同様、「のだめカンタービレ」シリーズ、映画「テルマエ・ロマエ」シリーズ、映画「翔んで埼玉」などを手掛けた武内監督がメガホンをとる。脚本は、「翔んで埼玉」で第43回日本アカデミー賞の「最優秀監督賞」「優秀脚本賞」を武内監督とそれぞれ受賞した徳永友一さんが担当する。

 ◇市村正親さんのコメント

 武内監督とは「テルマエ・ロマエ」などでもご一緒させていただいておりますが、どれも普通の作品とは違った独特の世界観のお話で、自分の芝居もそこまで高めなければならないところに難しさとやりがいを感じています。今回も監督が好きそうなポイントがたくさん詰まっていて僕自身完成が楽しみです。元々舞台人なので、声の出し方などで世界を股に掛ける大泥棒の不思議な雰囲気を出せればと思いながら、円城寺豪を演じさせていただきました。ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優”として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!

 ◇太田莉菜さんのコメント

 シリーズ2の後半からの参加で期間は長くはなかったですが、すごく濃い現場でワンシーンワンシーンとても記憶に残る撮影でした。今回の映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していただきたいです。アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました。この作品は皆さんを日常から非日常へと誘ってくれる、とても楽しい作品だと思いますし、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、隅から隅まで楽しんでいただければと思います!

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