放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
阿部寛さん主演の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)。2005年に放送された人気学園ドラマの続編で、阿部さん演じる弁護士・桜木建二のもと、落ちこぼれの高校生たちが東大入学を目指し、東大専科クラスで受験に奮闘する姿を描く。本作では、約1000人からオーディションで選ばれた、東大専科の生徒役キャストが話題を呼んでいる。今回は瀬戸輝役を演じる人気グループ「King & Prince」の高橋海人さんについて、視聴者が思う「ココがすごい!」ポイントを紹介する。
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高橋さんはKing & Princeの最年少メンバーで、キュートな笑顔が魅力の癒やし系。生粋の“末っ子キャラ”で、ファンの間では「国民的弟」として親しまれている。
そんな高橋さんがドラマで演じる瀬戸は、両親を亡くしており、姉と二人暮らし。実家はラーメン店で、放課後には一人で店を切り盛りする姉を手伝っている、という役どころだ。姉思いの一面だけでなく、第1話(4月25日放送)では同級生・岩崎楓(平手友梨奈さん)の万引きを止めようとするなど、正義感の強さものぞかせていた。
ところが、ラストでは一変し、桜木を陥れようと画策していたことが判明。そこで見せた“ブラック”な表情に、SNSでは「目がいつもの海ちゃんじゃなかった」「表情、声、全てが違いすぎて……」「振り幅に驚かされた」といったコメントが並んだ。
また、第2話(5月2日放送)では、桜木に対しては愛想良く振る舞いながらも、裏では不適な笑みを浮かべたりと二面性を発揮。高橋さんが披露した“悪い顔”に「ゾクゾクした」といった声が上がり、「アイドルの海ちゃんとのギャップが」「普段と全く別人」と話題になった。
学年最下位の瀬戸だったが、第3話(5月9日放送)で東大専科へ入ったことをきっかけに、勉強に対して少しずつ意欲を見せるように。しかし、第4話(5月16日放送)では借金を抱えた実家が闇金からの嫌がらせに遭い、専科にまで被害が及ぶことを懸念した瀬戸は、連日授業を欠席。迷惑をかけないようにと、専科の仲間たちとも距離を置いた。
瀬戸は借金を返済するためアルバイトに専念しようとするも、どこかで勉強することを諦めきれないでいた。そんな中、桜木から専科に戻るよう促され、「誰にも迷惑かけたくないんだよ!」と、泣きながらやりきれない怒りをぶつけた。
このシーンで高橋さんは、桜木の言葉に気持ちを動かされる瀬戸を繊細に表現。徐々に涙を目にためたあと一気に感情を爆発させ、桜木に「もっと人を頼れ」と声をかけられると、せきを切ったように涙をあふれさせた。そんな高橋さんの“込み上げる”演技は「もらい泣き……」「涙腺崩壊」「胸が締めつけられた」と視聴者の涙を誘い、「引き込まれる」と反響を呼んだ。
「ドラゴン桜」でアイドルとは異なる表情を披露し、多面性を打ち出している高橋さん。King & Princeとして活動する姿とのギャップはもちろん、“役者・高橋海人”としてドラマ内で見せる変化にも注目だ。
※高橋海人さんの「高」は「はしごだか」。
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