特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」(共にテレビ朝日系)の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」(田崎竜太監督、7月22日公開)のスペシャルトークイベントが7月12日、生配信された。「仮面ライダーセイバー」から内藤秀一郎さん、山口貴也さん、川津明日香さん、青木瞭さん、市川知宏さん、知念里奈さん、「機界戦隊ゼンカイジャー」から駒木根葵汰さん、増子敦貴さん、“レジェンドヒーローキャスト”の鈴木勝吾さん、水石亜飛夢さん、映画で「謎の少年」役を演じている鈴木福さんが出演した。
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この日に行われた映画の完成報告イベントで、仮面ライダー1号/本郷猛役の藤岡弘、さんの出演が発表されたが、ゼンカイザー/五色田介人役の駒木根さんは共演した際、「存在自体がヒーローなんだなって、一目見たときにそう感じました」とコメント。その理由を「せりふ一つ一つの重さがごくて、ビシッと言ってくれる中に優しさも感じられた。せりふを聞きながら泣きそうになりました」とヒーローを体現し続ける藤岡さんの姿勢に感銘を受けたことを明かした。
聞いていたセイバー/神山飛羽真役の内藤さんも、「藤岡さんのせりふの出し方とか雰囲気とか、藤岡さんが仮面ライダーを愛しているというのが伝わってきた」とうなずき、「藤岡さんと先ほどちょっとお話しさせていただき、もらった言葉がかなり偉大だったのですが、自分の中だけの秘密にしてもいいですか。本当に良い言葉をもらったので、その言葉をこの先ライダーとしても一人の役者としてもずっと大事にしたい。藤岡さんには感謝しています」と神妙な表情で話していた。
MCも務める鈴木福さんから「演じてみた気づいたヒーローの魅力とは」と聞かれたシンケングリーン/谷千明役の鈴木勝吾さんは、「『侍戦隊シンケンジャー』がデビュー作で、1年間やって俳優としての反省もありました。ただ“中二病”じゃないですけど、(ヒーローは)サンタクロースみたいな感覚があるから、終わったときに最後までヒーローでいられたかどうかが一番気になった」と当時の思いを回顧。そして、「ヒーローはヒーローだなって。ヒーローの魅力とかやるべきことはそれに尽きるのかなと思います。夢というかロマンというか届けていきたい。皆さん撮影中とかにお子さんかに会うこともあると思うけど、彼らにとっては(常に)ヒーローだから。今後の人生でも全うしていけたら」とヒーロー俳優としての持論を熱く語った。
「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」は、今年4月に放送開始50周年を迎えた仮面ライダーシリーズと、現在放送中の「ゼンカイジャー」で45作を数えるスーパー戦隊シリーズのダブルアニバーサリー作。「ヒーロー誕生の秘密」に迫る内容で、セイバー、ゼンカイジャーをはじめ、歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊がシリーズの垣根を超えて共闘する。
映画は、スーパーヒーローの“最強の敵”アスモデウス(谷田歩さん)のたくらみで、現実と物語の境界が曖昧(あいまい)となり、セイバー/神山飛羽真(内藤さん)ら「セイバー」のメンバーが「八犬伝」の世界、ゼンカイザー/五色田介人(駒木根さん)ら「ゼンカイジャー」の面々が「西遊記」の世界に迷い込む……というストーリー。
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