ジャニーズ事務所から関西発のグループとして約7年7カ月ぶりとなるCDデビューが決定した、関西ジャニーズJr.（関ジュ）の「なにわ男子」。「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」など、これまで関西色の強いグループを打ち出してきた関西ジャニーズJr.から、ついに王道路線を行くグループがお目見えする。彼らは既にテレビ、映画、CM、舞台と幅広分野で活躍し、グループ単独ライブでは全国24公演で累計12万5000人を動員するなど、高い人気を誇っている。これまでの歩みと、個性あふれるメンバーを紹介する。
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◇グループの支柱となる“シンメ” 大橋和也＆藤原丈一郎
なにわ男子は、18～25歳のメンバーで構成される7人組。2018年10月6日に結成され、関ジャニ∞の大倉忠義さんがプロデュースを手がける。関西ジャニーズといえば、デビュー組からJr.まで、関西ならではのお笑い要素の強いグループも多いが、なにわ男子はジャニーズの王道を感じさせる“キラキラ感”が特徴。それでいて、ライブなどでコントを披露したり、グループ名には関西にちなんだワードが取り入れられるなど、関西らしさも忘れていない。
そんなグループのリーダーを務めるのが大橋和也さん。1997年8月9日生まれの23歳で、明るい笑顔で周囲を和ますムードメーカー。抜群の歌唱力とハスキーボイスでファンを魅了している。
最年長の藤原丈一郎さんは、1996年2月8日生まれの25歳。2004年に入所し、既にジャニーズ歴は17年。プロ野球オリックスバファローズの大ファンで、野球好きを生かしてバラエティーにも出演している。
“丈橋”の愛称で親しまれる2人は、Jr.内でも人気のコンビ。舞台でダブル主演を務めたり、ジャニーズ初のバーチャルアイドルとして、藤原さんは海堂飛鳥、大橋さんは苺谷星空の声優を務めるなど、“シンメ（シンメトリー＝左右対照の意味から、対になる2人）”としてもキャリアを積んでいる。
◇最前線に立ち続けた“関ジュの顔” 西畑大吾＆大西流星
グループのセンターを担う西畑大吾さんは、1997年1月9日生まれの24歳。NHKの連続テレビ小説（朝ドラ）で「ごちそうさん」「あさが来た」の2作に出演した演技派で、持ち前のMCスキルでメンバーをまとめる。
大西流星さんは、2001年8月7日生まれの19歳。“大西プロ”と呼ばれるアイドル力に加え、ファン顔負けの女子力を誇る“あざと可愛い代表”。一方で、毒舌な一面もあり、ギャップも魅力だ。
“大西畑”と呼ばれる2人は、かつて「King ＆ Prince」の平野紫耀さん、永瀬廉さん、「Snow Man」の向井康二さん、俳優の室龍太さんらと共に活動。常に最前線に立って、関西ジャニーズJr.を引っ張り、支えてきた。
◇ぐんぐん実力を伸ばす同期トリオ 高橋恭平＆道枝駿佑＆長尾謙杜
グループのビジュアル担当が高橋恭平さん。2000年2月28日生まれの21歳で、自他共に認めるナルシシスト。クールな見た目とは裏腹に、中身は超が付くほど天然で、“おばかハンサム”と紹介されることも。
同じくビジュアル担当の道枝駿佑さんは、2002年7月25日生まれの19歳。高身長でスタイルが良く、ファッションイベントでも活躍。「俺の家の話」（TBS系）などドラマや映画出演が続き、演技面でも頭角を現している。
最年少の長尾謙杜さんは、2002年8月15日生まれの18歳。わんぱくな“圧倒的末っ子”キャラで、可愛らしい笑顔の癒やし系。ファッション感度の高い“おしゃれ番長”で、グループの衣装も手がける。
“みちながきょへ”の呼び名を持つ3人は同期で、入所当時から同じ道のりを歩んできた。グループ結成時は後輩感が強かったが、先輩メンバー4人に食らいつき、ぐんぐん実力を伸ばして活躍の場を広げてきた。
◇早くも現れる国民的グループの風格 幅広い層への認知に期待
現在、7人はCDデビュー前ながらもドラマ、映画、バラエティー、CMと多岐にわたって活躍。地元の関西では冠番組を持ち、2019年には日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」で読売テレビのスペシャルサポーターを担当した。今年は「第103回全国高等学校野球選手権大会」の“高校野球応援し隊”に就任。ABC・テレビ朝日系で放送される関連番組のテーマソングを担当し、盛り上げている。
活動は関西だけにとどまらず、昨年は10～12月に放送された「メンズ校」（テレビ東京）で連続ドラマに初主演。さらに、1クール限定の全国ネット冠番組「なにわ男子と一流姉さん」（テレビ朝日系）が放送され、今年4月には関東圏で初となるレギュラー番組「まだアプデしてないの？」（テレビ朝日系、土曜午後3時半）がスタートした。
また、昨年10月からはフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」（月～金曜午前5時25分～同8時）で冠コーナーを担当し、全国の“朝の顔”にもなっている。特に情報番組やスポーツ番組は、ファン以外の層にもアピールできる場所であり、幅広い世代への認知も期待できる。既に国民的風格を漂わせる彼らのデビューが待ち遠しい。
