はたらく細胞!!
01「たんこぶ」
12月13日(金)放送分
ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「EXILE THE SECOND」のパフォーマーの橘ケンチさんが企画原案を担当したマンガ「あらばしり」のコミックス第1巻が8月6日に発売された。日本酒を擬人化したキャラクターが登場するマンガで、講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」で、2020年12月から連載中。タクミユウさんがマンガを手掛ける。ドラマや映画が人気の「HiGH&LOW」シリーズの脚本、監督でも知られる俳優の平沼紀久さんも企画原案を手がける。コミックス第1巻には、橘さんとダンス・ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマーの中務裕太さんのミニ写真集が付属する。橘さんは、YouTubeで番組「EXILE橘ケンチのSAKE JAPAN」を配信するなど日本酒の魅力を発信している。橘さん、中務さんに日本酒、マンガについて聞いた。
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橘さん 5年くらい前、知人に日本酒バーに連れて行ってもらい、その時のペアリングが衝撃的だったんです。こんなにおいしいんだ!と。LDH は「日本を元気に!」というテーマを掲げ、活動していることもあり、もっと日本のことを知りたいとも思っていたので、日本全国の酒蔵を回らせていただくようになりました。そこからズブズブと沼にはまり込んでいきました。
橘さん そうなんです。好きになると追求したくなるんですよね。
中務さん ケンチさんがコラボした日本酒を飲んだことがきっかけです。それまで、日本酒はハードルが高いイメージを勝手に持っていたのですが、こんなにフルーティーなんですか!と驚き、ハマりました。飲んでみないと分からないこともあるんですよね。
橘さん 酒蔵を回らせていただく中で、仕事にしたいと思い、雑誌「Discover Japan」(ディスカバー・ジャパン)で連載させていただくようになったんですが、さらに動画でも日本酒の魅力を伝えていきたいと思うようになっていったんです。たくさんの人に日本酒の魅力を知っていただきたく、動画も配信することにしました。
橘さん 本当においしいと思っていますからね。盛ってないですよ(笑い)。素です。動画を配信することになり、お酒が好きな人にも見ていただけて、広がりを感じています。
中務さん 僕も出演させていただくことになり、最初は緊張しましたけど、今はいい意味で緊張がなくなりました。素です。お酒っていいですね(笑い)。ケンチさんのファンの方が僕のことも好きになってくれたり、ブログでお薦めの日本酒を教えていただいたり、うれしいですね。今では完全に日本酒キャラになっています(笑い)。
-ーマンガを発表することになったきっかけは?
橘さん 趣味から仕事になり、蔵元さんとの縁もできて、より日本酒を応援したいという気持ちになりました。日本酒の銘柄はとにかく種類が多く、何を飲んだらいいのか分からない人もいるかもしれません。エンタメ畑の人間として、エンタメ的な切り口で日本酒を紹介することで、身近に感じていただきたかったんです。最初は、日本酒に背番号を付けたら面白いかな?とも考えていましたが、いろいろな人と話す中で、キャラクターにしたらいいんじゃないか?という話になりました。イケメンのキャラクターにすれば、女性や若い世代の方まで皆さんに読んでいただけるかも!と。2年前くらいにそういう話になり、講談社さんにご相談させていただいたんです。
橘さん 当初からいろいろな方を巻き込んで、今では裕太も巻き込んで(笑い)。企画原案の平沼紀久さん、マンガを描いていただいているタクミユウさん、講談社の担当者の方とチームで作っています。日本酒を並べて、みんなで飲みながら、これは辛口だからマッチョだね、これはスッキリするから細身だね……などと話しながらキャラクターを考えていきました。ストーリーもアイデアを出させていただき、平沼さんが組み立てて、タクミさんとやりとりをして……とチームで動いています。
中務さん 僕もケンチさんに呼んでいただいて、日本酒のことを勉強しました。
橘さん 裕太は僕とは世代も違うし、若い世代の意見も参考にしたかったんです。
橘さん めちゃくちゃうれしくて、初めてのこともあり、ニヤニヤしました。
中務さん 赤武が好きなので、出てきた時にテンションが上がりました。男らしい!
橘さん 推しの銘柄ができるとうれしいですね。
橘さん アプリで読んだ時もうれしかったけど、本が元々大好きなので、形になって書店に並ぶのがうれしいですね。発売当日、書店に行きます! 付属のフォトブックには裕太と奈良の酒蔵を見学した時の写真が掲載されます。
中務さん 酒蔵は初めてだったのですが、すごく感動しました。昼から飲んで、幸せでした。仕事ですよ!
橘さん お酒の楽しみ方は変わってきましたが、日本酒は一人でじっくりで向き合って飲むのも楽しいので、飲んでみてほしいですね。
橘さん いずれはアニメ化、舞台化してみたいですね。いろいろな方向で展開していきたいです。
中務さん 実写化の際は、赤武を演じたいです! いつかケンチさんように酒蔵とコラボしてお酒を造りたいと思っています! たくさんの人に飲んでほしいです。