緊急取調室 シーズン4:第7話視聴率12.4% 15分遅いスタートも好調維持 板谷由夏が一人二役、キントリを翻弄 

連続ドラマ「緊急取調室」第7話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「緊急取調室」第7話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)シーズン4の第7話が9月2日に放送され、平均視聴率(世帯)は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。この日は、通常よりも15分遅い午後9時15分からのスタートとなったが、好調を維持した。

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 ドラマは、井上由美子さんのオリジナル作。警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の真壁有希子(天海さん)たちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年にシーズン1が放送されて人気を博し、2017、2019年とシーズンを重ねるごとに話題を呼んでいる。

 第7話には、女優の板谷由夏さんがメインゲストとして出演。殺人事件の鍵を握る優秀だが傲岸不遜な人気霊能力者・貴船馨役と、愚鈍な双子の妹の佐久間渚役で一人二役に挑戦した。

 人気霊能力者の馨が「失踪した医師の霊から助けを求められた」警視庁を訪ねてきた。新たに警視庁捜査一課に配属された山上善春(工藤阿須加さん)は、馨をいぶかしみ、ろくに話も聞かず追い返す。

 ところがその直後、失踪中の美容外科医・小林英ニ(黄川田雅哉さん)のバッグが郊外の橋の下で見つかり、捜査本部が立つこととなる。捜査に加わった渡辺と山上は、先日の山上の対応に憤慨しているという馨を、双子の妹の渚に説得してもらい、なんとか捜査協力の承諾を得る。

 一方、刑事部長・北斗偉(池田成志さん)から馨の事情聴取を要請された真壁有希子(天海さん)らキントリの面々は、半ばあきれ顔。馨の誇る透視能力を信じていない有希子は、非科学的な情報に頼る捜査に反感を示しながらも聴取する。ところが、馨は懐疑的な有希子の本心を見破るばかりか、私生活までもズバリ言い当て、有希子を完全に翻弄(ほんろう)。さらに、世間に向かって「自分の足で小林さんを探す」と宣言したかと思うと、本当に小林の遺体を発見する……という展開だった。

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