宮沢氷魚:芸能事務所入りを親に事後報告 「入ったらこっちのもん」

WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」の完成報告会に登場した宮沢氷魚さん
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WOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」の完成報告会に登場した宮沢氷魚さん

 俳優の宮沢氷魚さんが9月13日、東京都内で行われた10月3日から放送されるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」の完成報告会に、主演の上白石萌歌さんらと登場した。作中で登場人物たちが秘密を抱いていることにちなみ、登壇者それぞれが持っている秘密について聞かれると、宮沢さんは「僕、このお仕事を始めるにあたって、(芸能)事務所に所属したことを親に言ってなかったです。事務所に入ってから伝えた。『そういえば事務所に入りました』と……」と告白して一同を驚かせていた。

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 歌手の宮沢和史さんを父に、タレントの光岡ディオンさんを母に持つ宮沢さんだが、MCから家族は驚かなかったのかと聞かれると、「びっくりしていましたね。でも、事前に相談していたらだめって言われていたと思うから。『入ったらこっちのもんだ』と思って、入っちゃいました」と説明。一緒に登場した共演の山本舞香さんから「びっくりしますよね。自分の子供が急に『芸能界に入りました』と言ったら、『どうやって!?』となるし。親としては今後を考えちゃうし……大変な子なんですね、宮沢さんって」と驚かれると、宮沢さんは「当時は大変な子でしたね」と笑い、山本さんは再び「意外、見えない。まじめなイメージだから……」と驚いていた。

 同じく秘密を聞かれた上白石さんは、「この作品(の撮影)中、すごく重い夢をたくさん見ていました。特に裁判シーンとか。すごい難しい問題が一生解けない、みたいな夢を5日連続で見たり」と回顧。続けて「私、夢と現実がリンクしていて、たとえば今日の出来事とかがリアルタイムで反映されるんです。そういうふうに思考と夢が結びつき勝ちで……」と明かし、山本さんを「すごい! 繊細なんだよ」と感心させていた。

 「ソロモンの偽証」は宮部みゆきさんの同名ミステリー小説が原作。学校内で起こった男子生徒・柏木卓也(野村裕基さん)の転落死に疑問を抱いた女子生徒・藤野涼子(上白石さん)が、事件の真実に迫るべく学校内裁判に動き出す……という物語で、2015年に映画化もされた。今回の連続ドラマでは、舞台を原作の1990年代の公立中学校から、SNSが普及する現代の私立高校に置き換えて描かれる。

 10月3日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムとWOWOW4Kで放送。WOWOWオンデマンドで配信もされる。全8話で、第1話は無料放送。

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