Aぇ! group佐野晶哉:「20歳のソウル」で映画初出演 ドラマーが打楽器担当の吹奏楽部員役「とても意味を感じています」

映画「20歳のソウル」で共演する神尾楓珠さん(左)とAぇ! groupの佐野晶哉さん (C)2022「20歳のソウル」製作委員会
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映画「20歳のソウル」で共演する神尾楓珠さん(左)とAぇ! groupの佐野晶哉さん (C)2022「20歳のソウル」製作委員会

 関西ジャニーズJr.の人気グループ「Aぇ!(エエ) group」の佐野晶哉さんが、俳優の神尾楓珠さんが主演を務める映画「20歳(はたち)のソウル」(秋山純監督、2022年公開)に出演することが10月1日、分かった。佐野さんが映画に出演するのは初めて。現役音大生であり、グループではドラムを担当している佐野さんは、本作で打楽器担当の吹奏楽部員・佐伯斗真を演じる。「初めての映画出演がこの作品であったことにとても意味を感じています」と話している。

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 映画は、千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部の絆が生んだ奇跡をつづった「20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」(小学館)と「20歳のソウル」(幻冬舎)が原作。同高校に受け継がれる応援曲「市船 soul」を作曲し、20歳という若さでこの世を去った浅野大義さんの姿を描く。主人公・浅野大義を神尾さんが演じる。

 佐野さん扮(ふん)する斗真は大義の親友で、2人は共に吹奏楽部に所属。斗真は容姿端麗で、音楽の才能もありながら、学校生活や部活動に悩む日々を過ごしていたが、大義の何事にも真剣に向き合う姿に心を動かされ、「市船 soul」の作曲を手伝う、という役どころだ。劇中では打楽器のほかに、ピアノ演奏も披露する。

 本作を手がけた秋山監督は、「芝居に加えドラムやピアノの生演奏がある難しい役。佐野くんは、見事に斗真としてそこに存在してくれました」とコメント。佐野さんは「監督は、僕も大義くんと同じようにずっと音楽のそばで生きてきたことに触れ『存在するだけでいい』と言っていただき緊張を解いてくださいました」と明かした。

 また「撮影前から市船高校のジャージを着てピアノやドラムを練習していたので、先生や部員のみんなの中での撮影は2回目の高校生活のようでした」と振り返り、「一人でも多くの方に大義くんの作った曲と生き様が届き、僕が勇気をもらったように誰かの勇気になったらうれしいです」と語っている。

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