風、薫る:来春朝ドラ新キャスト10人発表 二人の主人公が東京で出会う人たち…役柄を一挙紹介 制作統括「すばらしくすてきに“濃い”方々」

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で勝海舟を演じる片岡鶴太郎さん
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2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で勝海舟を演じる片岡鶴太郎さん

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の新たなキャストが、NHKドラマの公式X(@nhk_dramas)で発表され、人気グループ「Aぇ! group」の佐野晶哉さん、藤原季節さん、林裕太さん、坂東彌十郎さん、内田慈さん、小倉史也さん、片岡鶴太郎さん、松金よね子さん、広岡由里子さん、春海四方さんの10人の出演が発表された。佐野さん、藤原さん、彌十郎さんは朝ドラ初出演。

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 佐野さんが演じるのは、主人公の一人、一ノ瀬りん(見上さん)の良き相談相手・島田健次郎。新しく生まれた言葉や外国語に造詣が深い。

 藤原さんが演じるのは、主人公の一人、大家直美(上坂さん)と“運命的な”出会いをする青年・小日向栄介。アメリカ帰りの海軍中尉。

 林さんが演じるのは、健次郎の親友で書生の槇村太一。

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 彌十郎さんが演じるのは、日本橋で舶来品などを手広く扱う「瑞穂屋」を営む清水卯三郎。りん、直美と深く関わりを持つようになる。

 内田さんが演じるのは、瑞穂屋の店員・柳川文。店の商品を誰よりも知り尽くしていて、外国人の接客もこなす。

 小倉さんが演じるのは、瑞穂屋の手代・松原喜介。瑞穂屋の手代でありながら、番頭の役割も任されている。

 片岡さんが演じるのは、卯三郎と旧知の仲である勝海舟。卯三郎が営む「瑞穂屋」に時折ふらっと現れる。

 松金さんが演じるのは、直美が住む長屋の隣人・大家トヨ。広岡さんが演じるのは、同じく直美が住む長屋の隣人・大家キク。春海さんが演じるのは、直美が住む長屋の大家・大家嘉平。

 制作統括の松園武大チーフ・プロデューサーは「今回は、りんと直美が東京で出会い、二人に文明開化の音を届けてくれる人たちを発表いたしました。島田と小日向、槇村ら3人の青年に、卯三郎たち瑞穂屋の面々。あの勝海舟。そして家族ではないけど、みんな同じ姓の大家さんたち。すばらしくすてきに“濃い”方々が、りんと直美をどんな世界に誘ってくれるのでしょうか。撮影現場でどんなお芝居のアンサンブルが生まれるか、楽しみでなりません。今後もまだまだ新しい発表が続きます。どうぞご期待ください」とコメントしている。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。

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