フルーツバスケット:総集編&新作アニメ「prelude」 若かりし今日子と勝也の設定画 大橋トリオが主題歌担当

「フルーツバスケット -prelude-」の本田勝也の設定画(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会
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「フルーツバスケット -prelude-」の本田勝也の設定画(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

 高屋奈月さんの人気少女マンガが原作のアニメ「フルーツバスケット」のテレビシリーズ総集編に新作を加えたアニメ「フルーツバスケット -prelude-」に登場する本田今日子と本田勝也の設定画が12月2日、公開された。「フルーツバスケット」の主人公・本田透の両親である今日子と勝也の若かりし頃の姿が描かれた。シンガー・ソングライターの大橋トリオさんが、主題歌「虹とカイト」を担当することも発表された。

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 アフレコを終えた本田今日子役の沢城みゆきさん、本田勝也役の細谷佳正さんがコメントを寄せている。沢城さんは「参加が決まった時から、この話数(その時はまさか単独で切り抜いていただき映像化されるとは思ってもいなかった!)の収録の日を恐れると同時に、楽しみにしてきました。細谷さんの声の入った勝也をたくさんの方とシェアできる日を、待ち遠しく思います。カッコ良かったよ!!!」と話している。

 細谷さんは「本田勝也という役に対して、いろいろなイメージを持つことができたし、キャラクターを作り上げていくことが本当に楽しかったです。本作には、とても丁寧に原作をアニメ化されているという印象を持ちましたし、そんな作品の中で、本田勝也という役に自分を選んでいただけたことは、本当に光栄で、うれしいことでした。そして、沢城みゆきさんと今回一緒に仕事をさせていただくことができて、とても幸せで、感慨深いです。自分なりに丁寧に、いい状態で楽しみながら、今回仕事をすることができたと思っています。楽しんでいただけたら、うれしく思います」とコメントを寄せている。

 大橋さんは「コンテなどをいただいて大橋トリオなりの解釈で自由に主題歌を仕上げてほしいとのことで、ストリングスは絶対入れたいと思っていました。試行錯誤をして期待に応えられるようなものになるか心配もありましたが、レコーディングを終えた時にその心配はなくなりました。大橋トリオなりのフルーツバスケットを表現できたと思います」と語っている。

 「フルーツバスケット」の全てのオープニングテーマ(OP)、エンディングテーマ(ED)、「prelude」の主題歌を収録したベストアルバム「『フルーツバスケット』主題歌ベスト」が、2022年2月16日に発売されることも分かった。価格は2800円。ノンテロップのOP映像、ED映像を収録したDVD付きも発売される。価格は3500円。

 「prelude」は、新作として主人公・本田透の両親である本田勝也と今日子の過去が描かれるほか、高屋さんがテレビシリーズ後のストーリーを描き下ろす「透と夾のその後のストーリー」も上映される。公開と同時に劇場限定版のブルーレイディスクが上映劇場で販売される。2022年2月18日から劇場上映される。

 「フルーツバスケット」は、マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で高屋さんが1998~2006年に連載。唯一の家族だった母を亡くし、テントで暮らしていた女子高生の本田透が、同級生の草摩由希の家に住み込むことになる……というストーリー。草摩家の人々は、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身する。

 2001年にもテレビアニメが放送された。新作はスタッフ、キャストが一新され、初めて全編がアニメ化された。第1シーズンが2019年4~9月に放送。第2シーズンが2020年4~9月に放送された。最終章は、4~6月に放送された。

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