女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)最終話が12月17日に放送された。最終話のあらすじは公式サイトでも明かされていなかったが、事件の真相にSNSから驚きの声が上がるとともに「涙がとまらんかった」と感動の声が上がった。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央(吉高さん)、その初恋相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)を中心にしたラブサスペンス。新井順子さんがプロデューサー、脚本を奥寺佐渡子さんと清水友佳子さん、演出を塚原あゆ子監督と2013年1月期放送の「夜行観覧車」、2017年4月期放送の「リバース」とそれぞれが話題を呼んだ制作陣が手がけている。
最終回のあらすじは公式サイトでも「ついに、すべての真実が明らかに…! それぞれの最愛…そして梨央が下す決断とは――?」とのみ書かれており、詳細は明かされていなかった。
藤井(岡山天音さん)から、15年前の夜のことを疑われた大輝だったが、藤井は青木菜奈(水崎綾女さん)も呼び出していた。睡眠薬の瓶を保管していた菜奈だったが、瓶から出た指紋は不明瞭なものだった。
やがて、橘しおり(田中みな実さん)の死因をさぐっていた大輝は、しおりが薬を変えて死亡当日に発熱していたことを知る。死亡推定時刻が変わり、加瀬のアリバイがなくなったことが判明。大輝は加瀬の行方を追う。
15年前の夜、「男の人をさしてまった」と電話してきた優の声で達雄(光石研さん)とともに加瀬も寮に向かう。警察に通報しようとした加瀬だったが、達雄に引きずられる形で死体遺棄に加担してしまう。
そして15年後、梨央の後を追って昭と会った加瀬はもみ合っているうちに池の中に昭を倒してしまい、頭を打った昭をそのまま沈めて溺死させるのだった。
また、一連の事件の真相を知ったしおりの元を訪ねた加瀬は記事を出さないよう懇願するが聞き届けられず、もみ合った拍子にしおりは転落してしまう。
一方、真田家は会社経営から引き、梨央も一社員として薬の開発に注力。ついに承認される。そして、加瀬はそのまま姿を消すのだった。
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