人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版第25作「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」（満仲勧監督、4月15日公開）の新たなビジュアル3月1日、公開された。タイトルの「花嫁」にちなみ、「ウエディングビジュアル」と題して、降谷零（安室透）を中心とした警視庁警察学校鬼塚教場同期（警察学校組）の5人がタキシード姿を披露した。同作では、2月に工藤新一と毛利蘭、高木渉刑事と佐藤美和子刑事の花婿、花嫁姿が描かれたウエディングビジュアルが公開され、話題になった。

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　降谷、松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航のタキシード姿が描かれたビジュアルで、それぞれの個性が表現されたタキシードをまとっている。同作のアフレコを終えたという声優陣がコメントを寄せており、降谷役の古谷徹さんは「予告編の収録からとても楽しみにしていた『ハロウィンの花嫁』、警察学校組が現代の事件と劇場版でどう関わるのか、想像もつきませんでしたが、見事な連携プレーが描かれて最高のエンターテインメント作品になりました。制作期間が1年増えたおかげでアフレコにもたっぷり時間をかけることができ、誰もが納得の完成度に仕上がっています。今回も降谷零というスキルの高いキャラはとても演じがいがありました」と話している。

　「ハロウィンの花嫁」の舞台はハロウィーンでにぎわう渋谷で、渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われており、ウエディングドレスに身を包んだ、警視庁捜査1課強行犯3係の佐藤刑事が登場する。突如暴漢が乱入し、佐藤を守ろうとした同じく警視庁捜査1課強行犯3係の高木刑事が負傷してしまう。時を同じくして、降谷の警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、かつて佐藤が思いを寄せていた松田刑事が殉職した3年前の連続爆破事件の犯人が脱獄する。

　「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いた青山剛昌さんのマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」（小学館）で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。コミックスの全世界累計発行部数は2億5000万部以上。

　◇松田陣平役の神奈延年さんのコメント

　こうして劇場版でまた松田陣平に会えたことに感謝いたします！　しかも今回は警察学校組全員との初共演！？　なんだか不思議な感覚ですが、アフレコ前からずっと心地よい緊張感が続いていました。今回もとてもスケールの大きな作品になっています。コナンくん、少年探偵団の活躍はもちろんなのですが、警察学校のメンバーにもご期待ください！

　◇萩原研二役の三木眞一郎さんのコメント

　スペシャルの、しかもアバンだけでしか会えなかった萩原と、再び再会するチャンスをいただけたコト、本当にうれしく、ありがたかったです。本当に感謝しかありません。ぜひ、多くの方に警察学校の仲間たちの活躍を、見ていただきたく思います。

　◇諸伏景光役の緑川光さんのコメント

　いやぁ～、待ちに待った我々警察学校組の出番！（笑い）。凝縮されたシーンに、5人の仲の良さとツーカーっぷりが発揮されてて、とても満足でした♪　ぜいたくをいえば、もっともっと活躍を見たいところではありますが、皆が生きてる間のエピソードには限りがありますからね（苦笑い）。とにかく、警察学校組箱推しの方々には喜んでもらえると思いますので、ぜひ楽しみにしててくださいませ。この映画が大ヒットして、また演じる機会がありますように。

　◇伊達航役の東地宏樹さんのコメント

　警察学校組全員集まれての収録でした！　それだけでも貴重でうれしかったのに、なんと、その日出番なしのはずの（高山）みなみさんが、収録前に差し入れを持ってきてくれたのです！！　感動。その思いに応えるべく、そして、藤原（啓治）さんの代わりに伊達を担当すること、警察学校編のファンが多いこと、重責はありましたが、楽しく収録させていただきました。またなんらかの形で登場できたら、うれしい限りです！