松本潤さん主演の連続ドラマ「となりのチカラ」（テレビ朝日系、木曜午後9時）最終回拡大スペシャルが3月31日に放送される。

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　マンションで火事との連絡で避難した中越チカラ（松本さん）ら。幸いボヤで済むが、管理人の星譲（浅野和之さん）によると、火元603号室の小日向（藤本隆宏さん）が自分で火をつけたという。マンション内のトラブルメーカーと呼ばれていただけに、道尾頼子（松嶋菜々子さん）は「理事会を開いて即刻出ていってもらいましょう」と言う。

　いろいろなことに首を突っ込み過ぎていたと反省し、チカラはもう余計なおせっかいはしないと宣言。対照的に灯（上戸彩さん）は「これ以上トラブルになる前に話をしに行ったほうがいいんじゃない」「でもいきなり出ていけっていうのは違うし」と、チカラ顔負けの中腰っぷりを見せる。

　理事会が開催され、半ば無理やりの「全会一致」で退去勧告することが決まる。やがて、ボヤや水漏れなどは全て小日向の自殺衝動が原因と判明。何とか小日向を救いたいチカラは一案を思い付く。

　仕事が見つからず、在留資格も切れてしまうマリア（ソニンさん）はベトナムへ帰ることに。マリアにひそかに思いを寄せるが踏み切れない上条知樹（清水尋也さん）に、チカラは思いを伝えるよう助言。

　祖母の清江（風吹ジュンさん）が施設に入って寂しい託也（長尾謙杜さん）、夫の学（小澤征悦さん）の元を去った達代（映美くららさん）らも自分の思いに区切りをつける時が来て……。

　脚本・演出は「女王の教室」（2005年）、「家政婦のミタ」（2011年）、「過保護のカホコ」（2017年／共に日本テレビ系）などで知られる遊川和彦さん。思いやりと人間愛にあふれているが、何をしても中途半端な主人公・中越チカラが、同じマンション住人の悩みを解決していく“社会派ホームコメディー”だ。