放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第109回が4月5日に放送された。アニー・ヒラカワ(森山良子さん)の正体が、渡米後に行方をくらましていた安子だったことが本人のラジオの独白で明らかになった。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
アニーはキャスティングディレクターを務めたハリウッド映画「サムライベースボール」の宣伝のため、磯村吟(浜村淳さん)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に生出演。「初めて見た映画を覚えてらっしゃいますか?」と聞かれると、日本での思い出がよみがえる。アニーはあふれる感情を抑えることができず、ついに日本語で話し始めた。
亡き夫・稔(松村北斗さん)とデートで映画館に行った思い出や、戦争ですべてを失ってしまったこと、娘・るい(深津さん)の額に一生ものの傷を負わせてしまったことなどを語ると、ラジオの向こうのるいたちに「るい、るい……。お母さん、あれから何べんも考えたんよ。何でこげえなことになってしもたんじゃろうって。私はただ、るいと2人、当たりめえの暮らしがしたかっただけじゃのに……」と岡山弁で独白する。
このシーンでは、るいが打ち震えながらラジオを聴いている様子が、5分近くにわたって映し出される。同回の演出を担当した安達もじりさんは「このドラマで、ラジオは人と人をつなぐ瞬間という表現で、聴く人たちを描いてきました。聴いている側のるい、ひなたを中心に表現した方が気持ちが伝わるのでは」と考え、このような表現になったと説明する。
同シーンは一発撮りだったといい、「実は、台本は1話分ぐらいの長さがありました。ものすごい緊張感があり、震えながら撮っていました」と振り返る。
事前に森山良子さんのラジオ番組出演の場面を収録し、るいがいる岡山という設定の現場で再生する形で撮影された。深津さんには「もはやこの期に及んで、何も言わなかった」と特に演出は付けなかったという。安達さんは、「ほぼ、ドキュメンタリーを撮っているような感覚でした」と明かした。
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)でちぐさ/菅原孝標の娘を演じる吉柳咲良さんの扮装写真が公開された。ちぐさは、残り3回となったドラ…
神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の11月24日に放送された第5話で、リナ(池田エライザさん)を追い込む炭鉱夫の小鉄を演じた若林時英さん…
俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)の第7話が、11月22日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯7.…
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第8週「さよなら糸島 ただいま神戸」(11月18~22日)の週間平均視聴率(世帯)が1…