女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第109回が4月5日に放送され、平均視聴率(世帯)は18.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。ドラマは4日から最終週「2003-2025」がスタートしていて、8日に最終回を迎える。
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第109回では、アニー・ヒラカワ(森山良子さん)がキャスティングディレクターを務めたハリウッド映画「サムライベースボール」の宣伝のため、磯村吟(浜村淳さん)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に生出演。「初めて見た映画を覚えてらっしゃいますか?」と聞かれると、日本での思い出がよみがえる。アニーはあふれる感情を抑えることができず、ついに日本語で話し始めた。
亡き夫・稔(松村北斗さん)とデートで映画館に行った思い出や、戦争ですべてを失ってしまったこと、娘・るい(深津さん)の額に一生ものの傷を負わせてしまったことなどを語ると、ラジオの向こうのるいたちに「るい、るい……。お母さん、あれから何べんも考えたんよ。何でこげえなことになってしもたんじゃろうって。私はただ、るいと2人、当たりめえの暮らしがしたかっただけじゃのに……」と岡山弁で独白した。
衝撃の展開に、SNSでは「やっぱり安子じゃないか!」「岡山弁になったとき、あーこれは安子だ! と思えたよ。泣いた」「急に日本語でカミングアウトとか、岡山弁で謝罪とか、この脚本ずるいわー」「衝撃過ぎて、涙が止まらない」「そんな展開ある?泣」「今日も朝から泣くやん」「あかん今日も涙腺崩壊してまうやん」と驚きと涙のコメントが並んだ。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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