ディーン・フジオカ:最先端科学で作りたいものは? 「帰宅したい」と熱望 主演ドラマ「パンドラの果実」の手応えも

連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の会見に登場したディーン・フジオカさん
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連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」の会見に登場したディーン・フジオカさん

 俳優のディーン・フジオカさんが4月9日、東京都内で行われた主演を務める連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(日本テレビ系、土曜午後10時)の会見に登場。ドラマの内容にちなみ、最先端科学で手に入れたいものを聞かれたディーン・フジオカさんは、選択肢の中から“最先端AIロボット”と“能力向上チップ”を選び、「とにかく“どこでもドア”を作りたくて。AIロボットに作ってもらうか、自分の能力を上げて作るか、どっちかかな、と思って」と説明。“どこでもドア”が欲しい理由は「(ジャカルタの自宅に)帰宅したいです」と笑い、コロナ禍で「3年ぐらい帰ってなくて……」とこぼしていた。

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 一緒に会見に登場した岸井ゆきのさんは、欲しいのは“最先端AIロボット”と回答し、「友人が少なめなので、AIロボットにお話相手になってもらえたらいいなって……」と理由を説明。さらに「ペガサスみたいに、乗ってどこかに行けたらいいなと思います。“AIロボットペガサス”なら外国のお家にも帰れるかもしれない……」とディーン・フジオカさんに提案する場面も。ディーン・フジオカさんは「時間かかりそうだね、戸を開けたらもう着いているのがいいな」と苦笑いで応えていた。

 会見では、ドラマの見どころなどについても語った。自身が演じる理系出身の警察官僚・小比類巻祐一の魅力を聞かれたディーン・フジオカさんは「科学が発達することで生まれる新しい可能性というものの光と闇をずっと抱えながら、突きつけられながら、前に進んでいく。その姿がこのキャラクターを演じる上での魅力かなと理解しております」と語った。

 また、ディーン・フジオカさんは「パンドラの箱は、開けてしまうとたくさんの災難が飛び出してくるけど、必ず最後に一つの希望が残る。このドラマを通じて、我々がどういう現代社会で生きていて、明日どんな未来を自分たちが迎えるのか、そこでどう生きていくべきなのか……そんなことを希望と共にお届けできたらいいなと思って、日々向き合っています」と意気込みを語った。続けて「とにかく見ていただきたいですね。素晴らしい脚本、素晴らしい撮影チーム、素晴らしい演出。こんなに早い、こんなに美しい、こんなにハードコアな作品……ちょっと自分もびっくりしています」と手応えを語った。

 会見には佐藤隆太さん、本仮屋ユイカさん、板尾創路さん、石野真子さん、ユースケ・サンタマリアさん、羽住英一郎監督も出席した。

 今作は、日本テレビと動画配信サービス「Hulu」の共同制作で、中村啓さんの「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社)が原作。科学犯罪対策室を創設した理系出身の警察官僚・小比類巻祐一(ディーン・フジオカさん)が、天才科学者・最上友紀子(岸井さん)とベテラン刑事・長谷部勉(ユースケ・サンタマリアさん)と共に不可思議な事件を捜査する。全10話。4月23日から毎週土曜午後10時に放送。6月からシーズン2(全6話)が「Hulu」で独占配信される。

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