ちむどんどん:“お父ちゃん”大森南朋に視聴者悲鳴「早すぎる」 400年前の武将に“転生”?の声も

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第6回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第6回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」第6回が4月18日に放送された。前週第5回(4月15日放送)の終盤、サトウキビ畑で作業中に突然、胸をおさえて苦しみだし、そのまま倒れてしまった父・賢三(大森南朋さん)。第6回では“その後”が描かれ、賢三を襲った“衝撃展開”に、SNSでは「おぉぉおおおお父ちゃん!」「泣いた」「早すぎる」「初っぱなからしんどすぎる」などと視聴者から悲鳴が上がった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(黒島さん、子供時代は稲垣来泉さん)たち4兄妹の笑いと涙の物語となる。

 第6回では、自宅で医師の診察を受けた賢三は、心臓発作と診断される。学校から急いで駆けつけた4兄妹は、口々に「お父ちゃん!」と声をかけて、床に臥(ふ)す賢三のそばに集まる。

 子供たちの姿を見た賢三は、何かを悟ったように、それぞれに言葉を掛ける。長男・賢秀(浅川大治さん)には「お母ちゃんとみんなを頼むよ」、長女・良子(土屋希乃さん)には「頑張って立派な先生になれな」。暢子には名前を呼ぶだけで、じっと見つめて優しくほほ笑む。三女・歌子(布施愛織さん)には「幸せになれよ」と言葉を贈った。そして最後に、妻・優子(仲間由紀恵さん)に「ありがとう」と伝えると、そのまま息絶えた。

 葬儀が終わり、海辺で父に思いをはせる4兄妹。暢子が「ニーニーやネーネー、歌子には『幸せになれ』って言ったのに、うちだけ何も言われなかった」とさみしげに語ると、良子は「そのままでいいと思ったから。暢子は暢子のままでいい。そう思ったから何も言わんかったと思うよ」と優しく告げる。そして、兄の音頭で4兄妹で、海の向こうのニライカナイ(沖縄の信仰で、死んだ人が向かうという場所)に向かって、父への感謝の思いとこれからの決意を叫ぶのだった……。

 SNSでは「大森南朋さんの優しいお父ちゃんもっと見てたかったのに退場早すぎるよ」といった声や、「分かってくれ……父ちゃんスケジュール的にも、これからはチーム家康なんだ」「寂しくなんかない。お父ちゃんは『どうする家康』に転生してくれるもの」「賢三父ちゃん、酒井忠次に転生するんだね……」などと、大森さんが出演する2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」とひも付けたコメントも見られた。

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