ちむどんどん:黒島結菜、沖縄ロケで「不思議と懐かしい気持ちに」 “沖縄ならでは”も「たくさん」

2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演する(左から)上白石萌歌さん、竜星涼さん、黒島結菜さん、川口春奈さん (C)NHK
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2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に出演する(左から)上白石萌歌さん、竜星涼さん、黒島結菜さん、川口春奈さん (C)NHK

 女優の黒島結菜さん主演で、来春放送予定の2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」のロケが、11月中旬からかけて、舞台の沖縄県で行われている。黒島さんは、共演の竜星涼さん、川口春奈さん、上白石萌歌さんとの撮影について、「兄妹4人が、沖縄ロケでどんどん仲良くなっていて、みんなで話しているとなんだか不思議と懐かしい気持ちになったりします。そういう雰囲気や気持ちが生まれてくるのは、沖縄での撮影のおかげだと思っています」と明かしている。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子(のぶこ)と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。暢子の兄・賢秀を竜星さん、姉・良子を川口さん、妹・歌子を上白石さんが演じる。

 黒島さんは、「沖縄で撮影ができることが本当にうれしくて、毎日楽しく過ごしています。天候にも恵まれ、風や波の音、鳥のさえずりなど、沖縄ならではの自然の中で、いいシーンがたくさん撮影できたのではないかと思っています」とコメント。
 
 「このドラマは『家族』がテーマですが、家族の絆がどんどん深まっていると思いますし、4人でお芝居ができることがすごく幸せだなと思いながら、日々撮影しています。ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしく思います」と明かしている。

 竜星さんは、「普段の自分とはかけ離れた役をいただきましたので、すごく大変です(笑い)。広い空と海、沖縄という温かい気候の中、温かい人々に触れながら、和気あいあいと撮影をしていて、この3人のニーニー(兄)になれるように、そして国民のニーニーになれるように日々努力しております。僕が沖縄に来てから、沖縄はずっと晴れています。『ちむどんどん』もきっと最後まで晴れて、いい撮影ができるのではないかとワクワクしております。ぜひ放送を楽しみにしていただきたいと思います」と呼びかけている。

 川口さんは、「こんなにほのぼのとした家族を描く物語を沖縄で撮影することができて、日々幸せを感じています。とてもいいお芝居や、素晴らしい景色がたくさん撮れていると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」とコメント。

 「私が演じる良子は、責任感や正義感が強く、家族をまとめようとするしっかり者の一面もありますが、1人の女性として葛藤や悩みも抱えています。もがきながら泥臭く生きていく姿を一生懸命演じられたらいいなと思っています。沖縄での撮影でも、東京での撮影でも、家族の温かさとか、ほっこりする感じを大切にしながらお芝居させていただいていますので、これからの撮影も楽しみです」と語っている。

 上白石さんは、「私が演じる歌子は、小さいときから人見知りですが、沖縄の音楽と楽器が大好きで、歌ったり三線(さんしん)を弾いたりすることで自分を見い出していきます。歌ったり楽器を演奏したりするシーンがありますが、沖縄の地に立つだけで歌心が出てくるといいますか、音楽がより一層素晴らしいものになっていくように感じます。沖縄の音楽のメロディー、そして言葉を愛することで、このドラマで沖縄の音楽の良さを伝えていけたらいいなと思います」とコメント。

 「歌子の歌が、家族を結ぶ大事なものの一つになるよう、それぞれみんなの人生が歌に重なって、人や物語をつなぐものになればいいなと思いながら演じています。この4人が沖縄という場所でどんどんきょうだいになっていく感じがするので、これからの撮影も楽しみです」と話している。

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