虫かぶり姫:テレビアニメが10月スタート 上田麗奈が“虫かぶり姫”に 木村良平が婚約者クリストファー役

「虫かぶり姫」のティザービジュアル(C)由唯・一迅社/虫かぶり姫製作委員会
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「虫かぶり姫」のティザービジュアル(C)由唯・一迅社/虫かぶり姫製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「虫かぶり姫」が、10月から放送されることが分かった。上田麗奈さんが「虫かぶり姫」と呼ばれるヒロイン、エリアーナ・ベルンシュタイン、木村良平さんがエリアーナの婚約者、クリストファー・セルカーク・アッシェラルドをそれぞれ演じることも発表された。エリアーナとクリストファーが描かれたティザービジュアル、ティザーPVも公開された。

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 上田さんは「まさか担当させていただけるとは思っていなかったので、オーディションの合否を伺った時は、本当に私でいいのか不安に思うくらいびっくりしました。毎話少しずつ成長していくエリィが本当にすてきですし、殿下とのやり取りがまた可愛くて癒やされます。この作品ならではの世界観を、アニメでもぜひご堪能ください」とコメント。

 木村さんは「全く知らない世界ながら、誰もがどこかで思い描いたことがあるような、憧れと親しみを感じられる世界の物語です。その中でもさらに特別な存在であるエリアーナとクリストファーを中心に、個人的なやり取りから政治的な出来事、歴史や国同士の関わりまで幅広く描かれていきます。ですが、ひとまずは、彼らの恋物語に注目して楽しんでみてください。たった二人の小さなスケールの恋ですが、大いに周りを巻き込んで楽しませてくれます!」と話している。

 「虫かぶり姫」は、由唯さん作、椎名咲月さんイラストのラブファンタジー。「虫かぶり姫」と呼ばれる本好きな侯爵令嬢・エリアーナと婚約者・クリストファー王太子の恋路を描いている。一迅社からライトノベルが第6巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は200万部以上。マンガ化もされている。

 アニメは、「甘々と稲妻」などの岩崎太郎さんが監督を務め、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。

 ◇岩崎太郎監督のコメント

 楽しいストーリーと画(え)の美しさが特に魅力の作品だと思いますので、不安も抱えつつではありますが、そこをしっかりアニメにも反映させていきたいと思います。ゆったりまったりと気楽に安心して見ることができる作品に仕上げていきますので、楽しみに待っていてください。

 ◇シリーズ構成担当の広田光毅さんのコメント

 原作の世界観を包み込む「優しく、やわらかい空気」を失わないよう心掛けて作品と向き合いました。エリィが自分自身、大好きな「本の中」から飛び出してどのような表情を見せてくれるのか、私も楽しみです。ぜひ、ご期待ください。

 ◇キャラクターデザイン担当の高橋瑞香さんのコメント

 話題の作品のキャラクターデザインということで緊張しています。原作ファンの皆様や、まだ虫かぶり姫を知らない方々へ可愛いエリアーナをお届けできるよう頑張って参ります。

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