古川登志夫:野沢雅子の「神がかった演技」再認識 「ドラゴンボール」新作の収録は「至福の時間」

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の舞台あいさつに登場した古川登志夫さん(左)と野沢雅子さん
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「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」の舞台あいさつに登場した古川登志夫さん(左)と野沢雅子さん

 鳥山明さんのマンガが原作の人気アニメ「ドラゴンボール」の21作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」の舞台あいさつが6月25日、T・ジョイPRINCE品川(東京都港区)で開催され、声優の野沢雅子さん、古川登志夫さんが登場した。劇場版では、野沢さんが演じる孫悟飯、古川さんが演じるピッコロの師弟コンビが活躍する。古川さんが、野沢さんが収録の裏側を語った。

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 野沢さんは収録について「二人だけであれだけ長い時間、収録したのは初めてかもしれません」と話すと、古川さんは「至福の時間でした。『ドラゴンボール』の底力、野沢さんの神がかった演技を再認識しました」と共演を喜んだ。

 古川さんは、野沢さんを「演技に関してはどれも盗みたい。それだけでなく人間力が素晴らしく、他人のことをいつも気に掛けています。後輩に対する優しいまなざしもあります」と尊敬しているという。

 野沢さんは、古川さんについて「どんなせりふも受けてくれます。思いっきりやっても受けてくれるんです」と話すと、古川さんは「長くご一緒させていただいているので、自然にキャッチボールできているところもあります」とうなずいた。

 野沢さんは大ベテランだが「後輩に『朝、声が出にくい』と言われたんです。でも、私は朝起きたらすぐに、かめはめ波を打てますから」とも話していた。

 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は、2018年12月公開の第20作「ドラゴンボール超 ブロリー」以来となる劇場版。原作者の鳥山さんが脚本、キャラクターデザインを担当した。前作「ドラゴンボール超 ブロリー」で3Dパートを手がけた児玉徹郎さんが監督を務める。

 かつて、孫悟空によって壊滅した悪の組織のレッドリボン軍の意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間・ガンマ1号、2号を生みだし、ピッコロ、悟飯らを襲う……という展開。6月11日に公開され、23日までに興行収入が約13億7000万円、観客動員数が約102万人を記録するなどヒットしている。

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