小林清志さん:肺炎のため89歳で死去 「ルパン三世」次元大介役など

小林清志さん(2019年撮影)
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小林清志さん(2019年撮影)

 人気アニメ「ルパン三世」の次元大介役などを務めた声優の小林清志さんが7月30日、肺炎のため死去した。89歳。葬儀は遺族の意思により既に執り行われた。お別れの会については、後日行う予定。

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 1933年に東京都で生まれる。国民文化研究所・劇団泉座、日大芸術学部演劇科を経て、1960年、所属事務所でもある東京俳優生活協同組合(俳協)の創立に参加した。ジェームズ・コバーン、リー・マーヴィン、トミー・リー・ジョーンズさんらの吹き替えのほか、「妖怪人間ベム」のベム役、「機動戦士ガンダム0083」のエギーユ・デラーズ役などアニメの声優としても活躍。「SASUKE」「ガキの使いやあらへんで!!」など人気番組のナレーションも務めた。

 特に思い入れが深かったとされる「ルパン三世」の次元大介役は、50年以上にわたって担当。2021年10月から放送された「ルパン三世 PART6」の初回「EPISODE 0 -時代-」をもって次元役を“勇退”し、大塚明夫さんが2話以降後任を務めている。 

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