ONE PIECE FILM RED:中井和哉「友達いない」発言に麦わらの一味ツッコミ 田中真弓「仲間だろうが!」

「ONE PIECE FILM RED」の公開記念舞台あいさつに登場した山口勝平さん(左)と中井和哉さん
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「ONE PIECE FILM RED」の公開記念舞台あいさつに登場した山口勝平さん(左)と中井和哉さん

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の公開記念舞台あいさつが8月13日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、ルフィ役の田中真弓さん、ゾロ役の中井和哉さん、ウソップ役の山口勝平さんら声優陣が登場した。中井さんは劇場で同作を鑑賞したといい、「(内容について)皆さんが語り合いたい気持ちも分かる。でも、僕とか友達いないので」と話すと、山口さんから「みんな友達」、田中さんから「仲間だろうが!」と突っ込まれ、笑いを誘った。

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 山口さん、田中さんの突っ込みを受け中井さんは「そのひと言で、そんなに来るとは。ごめんなさい、友達はおこがましいかなと思ったんです。よかった、いい気持ちになった」と笑顔を見せた。

 舞台あいさつには、ルフィ役の田中さん、ゾロ役の中井さん、ナミ役の岡村明美さん、ウソップ役の山口さん、サンジ役の平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、ロビン役の山口由里子さん、フランキー役の矢尾一樹さん、ブルック役のチョーさん、ジンベエ役の宝亀克寿さんの麦わらの一味の声優陣が集結。ウタ役の名塚佳織さん、ゴードン役の津田健次郎さんも登場した。

 名塚さんはウタというキャラクターについて「収録の時から全力で作っていましたし、これからも自分の中で大切なものとして生き続けてくれる」と語った。名塚さんが「麦わらの一味の皆さんとこうして同じステージに立たせていただくのも本当にうれしいです。一味の皆さんの仲間にしてもらえたのかなと思っています」と話すと、田中さんは「仲間ですよ!」と笑顔を見せた。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には1000話に到達した。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務めた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めたことも話題になっている。

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