虫かぶり姫:内山昂輝が“氷の貴公子”に 内田雄馬、羽多野渉、佐藤元も OPは井口裕香

「虫かぶり姫」のビジュアル(C)由唯・一迅社/虫かぶり姫製作委員会
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「虫かぶり姫」のビジュアル(C)由唯・一迅社/虫かぶり姫製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「虫かぶり姫」の追加キャストが発表され、内山昂輝さん、内田雄馬さん、羽多野渉さん、佐藤元さんが出演することが分かった。内山さんは“氷の貴公子”と呼ばれる公爵家のアレクセイ、内田さんは近衛隊の小隊長・グレン、羽多野さんは現国王の弟で壮年の魅力にあふれた独身男性・テオドール、佐藤さんは謎多き宮廷楽師・アランをそれぞれ演じる。井口裕香さんがオープニングテーマ(OP)「Prologue」、伊東歌詞太郎さんがエンディングテーマ(ED)「革表紙」を担当することも発表された。

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 内山さんは「アレクセイは、いつもクリストファーの仕事をサポートしている青年です。性格はとてもクールで、“氷の貴公子”という異名もあります。普段はあまり感情の変化を見せませんが、クリストファーが仕事を怠っていると少々怒ります。『虫かぶり姫』は現代とは異なる事情で動く世界や人間関係を描いたファンタジー作品です。ぜひご覧ください」とコメント。

 内田さんは「物静かでおとなしく、本を愛するエリアーナ嬢と大胆さと茶目っけさを持ち合わせたクリストファーの物語。2人の間を取り巻く環境は決して楽なものではありませんが、お互いを想(おも)い合う姿にキュンとしながら収録させていただいています。グレンはクリスのよき友人として、2人を支える側近です。アレクセイと対照的に明るい青年です。朗らかな彼の人柄を丁寧に演じていきたいです。ぜひアニメ『虫かぶり姫』をお楽しみに!」と話している。

 羽多野さんは「テオドールはクリスの叔父にあたります。大人っぽくジェントルなところと子供っぽくお茶目なところのバランスが面白いキャラクターです! 音響監督からは、『現役バリバリな感じで!』という演出をいただきました。どんなふうに現役バリバリなのか、ぜひアニメをご覧になって確かめてくださいね」とコメントを寄せている。

 佐藤さんは「元々読ませていただいていた作品でしたので、出演のお話をいただいたときは大変びっくりしました。実は僕、アランのあるせりふが好きでして(笑い)。きっと皆様も復唱できるくらい聞くことになるんじゃないのかな(笑い)。どんなせりふなのかお楽しみに! そして、王子と姫の力になれるよう陰ながら頑張ります! あくまでも目立たないように……ね!」と語っている。

 「虫かぶり姫」は、由唯さん作、椎名咲月さんイラストのラブファンタジー。「虫かぶり姫」と呼ばれる本好きな侯爵令嬢・エリアーナと婚約者・クリストファー王太子の恋路を描いている。一迅社からライトノベルが発売されており、シリーズ累計発行部数は200万部以上。マンガ化もされている。

 アニメは、「甘々と稲妻」などの岩崎太郎さんが監督を務め、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。10月から放送。

 ◇キャスト(敬称略)

 エリアーナ・ベルンシュタイン:上田麗奈▽クリストファー・セルカーク・アッシェラルド:木村良平▽アレクセイ・シュトラッサー:内山昂輝▽グレン・アイゼナッハ:内田雄馬▽テオドール・ウォーレン・アッシェラルド:羽多野渉▽アラン・フェレーラ:佐藤元

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