俳優の山本耕史さんが9月5日、東京都内で行われた、8日からディズニープラスで配信される実写映画「ピノキオ」(ロバート・ゼメキス監督)の配信直前イベントに登場。山本さんは、今作の「まっすぐじゃなくてもいい。歩き出そう、願いを叶(かな)えに」というキャッチコピーにちなんで「今、一歩踏み出してかなえたい願い」を聞かれると、「僕はトレーニングが趣味というか、特技といってもいいぐらいで……」と切り出し、「広背筋の上部がまだ(筋肉が)足りないと思っているので、もうちょっとつけたい」と願いを告白。「切なる願いですけど、頑張ればかなうものなので。背中、ちょっと弱いんですよ」と筋肉への熱い思いを披露していた。
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日本語吹き替え版で、ピノキオに善悪を教え導いていくコオロギのジミニー・クリケットの声を演じる山本さんは、子を持つ父として共感したことを聞かれると、「シンプルなところほど愛があったり、良心というものは近くにあるけどなかなかそこに気づけなかったり、ということを、ジミニー・クリケットが遠回しなのか、近道なのか、難しくなのか、簡単になのか、彼なりのアプローチでピノキオに伝えていくところ」といい、「『こういうふうに自分の子供たちに愛を持って接してあげると、子供たちも興味を持って聞いてくれるんじゃないか』と、ジミニーから学んだところはありました」と学びがあったことを明かした。
また、自宅では常にディズニー・チャンネルが付いているという山本さんは「僕、まだこれ(声優)をやることは(子供に)言っていないんですよね」と吐露しつつ、「(今作の)CMが流れたときに『パパの声に似ている』みたいなことを言っていたので、もしかしたらすぐ分かるかもしれないですね」とにっこり。MCから「父としては(バレるのは)楽しみ?」と聞かれると、「正直、今そこが自分の中で一番の楽しみかもしれないですね」と語っていた。
イベントには日本語吹き替え版でピノキオ役の声優を務める川原瑛都君、ブルー・フェアリー役の妃海風さん、正直ジョン役を務めるお笑いコンビ「とろサーモン」の村田秀亮さんも出席。イベントでは、山本さんら出演者の4人がディズニーの名作アニメーション「ピノキオ」の主題歌として1940年に誕生した名曲「星に願いを」を生歌唱する企画も行われた。
映画は名作アニメーション「ピノキオ」を実写映画化。息子を亡くし、一人孤独に暮らしていた風変わりなゼペットが作った木彫りの人形ピノキオに、ある晩妖精ブルー・フェアリーが魔法をかけて命を授ける。学校に通い“本当の人間の子”になるためにピノキオは奮闘し、コオロギのジミニー・クリケットはそんなピノキオに善悪を教えながら導いていこうとするが、純真無垢なピノキオにはあらゆる誘惑や試練が襲いかかり……というストーリー。9月8日にディズニープラス独占で日米同時配信される。
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