松本まりか:16年前の出演作「大きな古時計」劇場公開へ 場面カットでみずみずしい青春模様

映画「大きな古時計」の場面写真 (C)2022 Benten Entertainment. All Rights Reserved
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映画「大きな古時計」の場面写真 (C)2022 Benten Entertainment. All Rights Reserved

 女優の松本まりかさんがヒロインを演じ、2006年に配信された「大きな古時計」が、劇場用映画として12月16日から公開される。このほど、場面カットが公開され、松本さん扮(ふん)するヒロインと、松田悟志さんと藤沢大悟さんが演じる兄弟の、みずみずしい青春模様が写し出されている。

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 同作は、名曲「大きな古時計」誕生のきっかけとなった逸話を軸に、両親を亡くした兄弟と一人の女性が織り成すラブストーリー。映画は映像を追加収録。新たに制作された特報も公開された。

 仲の良い兄弟、兄の西野耕平(松田さん)と、弟の雅也(藤沢さん)は、両親を一度に交通事故で亡くしてしまう。一流シェフを目指し、東京で修業をしていた耕平は、両親が経営していた海辺の小さなホテルを継ぐことを決意。一方、雅也も画家を目指しながら協力することに。しかし、ホテルを再開したものの客は来ず、小ぎれいなロビーには、耕平が生まれたときに父親が買ってくれた大きな柱時計が時を刻んでいた。

 ある日、ホテルにやって来た若い女性、相川彩華(松本さん)が、予約もなしに独りで長期滞在したいと言う。怪しく思った兄弟は、満室だと断ろうとするが、突然、大きな柱時計の鐘が鳴り響く。耕平は、柱時計がその客を歓迎したと思い宿泊を了承してしまう。いつしか兄弟は、彩華の天真らんまんな姿に惹(ひ)かれていく……というストーリー。

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