特撮テレビドラマ「忍風戦隊ハリケンジャー」の20周年記念イベント「TIFFスペシャルトークセッション スーパー戦隊スペシャルトークショー in TIFF」が10月29日、東京都内で行われ、ハリケンレッド/椎名鷹介役を演じた塩谷瞬さん、ハリケンブルー/野乃七海役を演じた長澤奈央さん、ハリケンイエロー/尾藤吼太/役を演じた山本康平さん、クワガライジャー/霞一鍬役を演じた姜暢雄さんが登場。変身ポーズを生披露。作品が20周年を迎えた心境を聞かれた塩谷さんは、「オーディションを受けて、『君がハリケンレッドです』と言われてからもう20年かと思うと、あっという間の20年でした。僕らにとって、一生忘れられない作品です」と思いを語った。
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「忍風戦隊ハリケンジャー」は、2002~2003年に放送されたスーパー戦隊シリーズの第26作。忍者学校「忍風館」の若者らがハリケンジャーとして宇宙忍群ジャカンジャと戦う姿を描いた。2013年には10周年を記念したVシネマ「忍風戦隊ハリケンジャー 10YEARS AFTER」も制作された。
今回のイベントは、東京都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」(TIFF)の一環で、20周年を記念した完全新作のVシネクスト「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」の制作も発表されたほか、カブトライジャー/霞一甲役の白川裕二郎さんのビデオコメントも紹介された。
塩谷さんは、「1年で(放送は)終わってしまいますが、(10周年に)何かをということで『10YEARS』が生まれたこと、こうやってみんなで集まれること、そして20年たってもファンの皆さんに集まってもらえることは、めちゃくちゃうれしい。死ぬまでよろしくお願いします!」と笑顔でファンに呼びかけた。
長澤さんは、「20年ってすごく長い。当時、まさか20年後に同じ服を着られるなんて思ってもいなかった。幸せ」、山本さんは、「デビューさせていただいた作品で、20年後もメンバーみんなと集まれて、ファンの方が来てくださるのも幸せで感慨深い。これで最後かなと思うと、いつでも泣けちゃうぐらい大切な作品です」とそれぞれコメント。
姜さんも「こうやってまた皆さんの前に集まって衣装を着てというのは、全戦隊ができるわけではないと思う。5人だからこそ、一つになってやろうとなれたのかな」と20周年への思いを語った。
白川さんはビデオコメントで「20年分の自分たちの思いが詰まった作品になっていると思いますので、映画の方を楽しみにしていただければ」と呼びかけていた。
完全新作の発表について塩谷さんは、「ちょっとウルッとした」と喜び、「この作品を(ファンも)一緒に育てていただければ。来年初夏の公開まで、またみんなで何か集まるなど何かやってほしいことがあれば、できることはなるべく形にしていきたい。皆さんのパワーをください」と意気込みを新たにしていた。
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