アメトーーク!
親が先生芸人
10月31日(木)放送分
タレントの松本明子さんが、12月7日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演。離れて暮らす大学生の息子や同居する姑(しゅうとめ)との関係、1800万円かかった「実家じまい」の苦労を明かした。
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松本さんは現在、夫と姑との3人暮らし。大学生の息子(22歳)は京都で一人暮らしを始めた。小学校高学年から高校生まで反抗期が続き、松本さんは「息子に嫌われていた。話しかけても何も応答がなかった」と苦笑い。「母親がバラエティー番組で芸人さんのまねをするのが恥ずかしかったんでしょうね」と当時を振り返った。
今では良好な親子関係。息子は、松本さんが出演した番組を見てよく笑い、応援してくれるようになったという。月に1度、松本さんが息子の元を訪れる際には、2人で焼き鳥を食べながらビールを飲むことも。その時間が「至福」だとほほ笑む。
同居する姑とは19歳差。「年が近いので、親というよりも年の離れた姉のような存在。凛としていて尊敬することばかり」と絶賛。2人で買い物やウォーキングに出かけ「とてもおしゃれなので、義母の着ているものや下着をちょっと拝借してサイズがぴったりだと『これ頂戴』って(笑い)」と仲良しぶりを明かした。
話題はさらに、維持費やリフォーム代など総額1800万円かかった「実家じまい」について。松本さんは「実家は残しておくもの」と考えていたが、家族や周囲から「どうにかしたほうがいい」と助言され、手放すことにしたという。
自治体が運営する空き家のサイトに登録し、買い手を見つけることができた。着物や本などたくさん残っていたが「粗大ゴミとして処分するのは心苦しくて。久本雅美さんと柴田理恵さんに『(2人が所属する劇団の)WAHAHA本舗の舞台で使うものがあったら使ってください』と声を掛けました」と語った。さらに、父の遺品の本は「(女性のグラビアが掲載されている)昭和30年代の週刊誌は、コレクターが喜ぶかなと思って(漫画家の)みうらじゅんさんに引き取ってもらいました」と明かした。
松本さんは、自身で遺品整理を行うことで「感謝の気持ちも出てきて、やっとさよならできました」と笑顔を見せた。続けて「両親が元気なうちに『家を譲ってもいい?』とか、一緒に荷物を整理しておけばよかったなと思いますね」と吐露した。
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