ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
俳優の山田裕貴さんが、「岳」などで知られる石塚真一さんのマンガが原作の劇場版アニメ「BLUE GIANT」(立川譲監督)で、主人公・宮本大の声優を務めることが分かった。アニメでは、ジャズトリオ「JASS」を結成した3人が、日本最高峰のジャズクラブSo Blueへの出演を目指す姿が描かれ、山田さんは、ジャズに魅了されてテナーサックスを始めた宮本大を演じる。間宮祥太朗さんが、すご腕のピアニスト・沢辺雪祈(さわべ・ゆきのり)、岡山天音さんが、大に感化されてドラムを始めた玉田俊二の声優を務める。3人が演奏する姿が描かれた本ビジュアルも公開された。
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ピアノの上原ひろみさん、サックスの馬場智章さん、ドラムの石若駿さんの演奏が流れる予告も公開された。大が「世界一のジャズプレーヤーになる」という夢を持って仙台から上京するところから始まり、雪祈との出会い、玉田がドラムへの情熱に目覚める様子、3人でステージに挑む姿などが描かれている。
かねてより原作の大ファンであることを公言していた山田さんは「込めました。魂を、音を込めました。まさかの『BLUE GIANT』、宮本大でした。2018年、SNSでも原作を読んだ感想を書いていました。『考えてたコトだった』作品の中で自分が考えていたことが出てきて、引き込まれていました。原作でも映画の台本でもアフレコでも涙するわけです。音のない音楽のマンガ、音楽の作品に、自分の音……声を入れるわけです。ものすごいプレッシャーでした。大はどんな音でしゃべるのだろう。大はどんなリズムで話すのだろう。1音、1音、音を考えていました。でも、考えていてはジャズじゃないと大が教えてくれているような気がして、ほかのキャストの皆さんともジャズできたような気がするのです」とコメント。
「自然に心が込もっていった。聴きにきてください、劇場に。画と楽器やすべての音、キャスト、スタッフの込めた音。音と呼ぶ、心たちを、この作品を、ライブを劇場に聴きにきてください。きっと赤よりも熱い、青い炎がそこに聴こえてくるかと」と熱い思いを語っている。
間宮さんは「このオファーをいただいた時には、俳優が声優として声を吹き込むことの難しさに尻込みする気持ちもあったのですが、制作陣の俳優に演じてほしいという思いの意図を聞き、さらに宮本大を山田裕貴くんが演じるということでお受けしました。素晴らしい原作の映画化に携われること、とてもうれしく思います。ジャズの熱、ジャズに生きる若者たちの熱、その熱が人に波状していく様、そういったエネルギーに圧倒される映画になるのではないかと、今から楽しみです。分からないことだらけで、正解も分からぬままでしたが、監督が丁寧に根気強く演出してくださいました。コンテや仮の映像の時点でも、アングルや映像の力強さを感じました。演奏シーンはきっと圧巻だと思います。映画『BLUE GIANT』ぜひ楽しみにしていてください」と話している。
岡山さんは「今回、玉田の声を務めさせていただくことになり、改めて原作のシリーズを読み返しましたが、やっぱり『最高』でした。 登場人物たちそれぞれの前に立ちはだかる壁を、大がサックスの音で打ち壊して行くさまは非常に爽快であり、哲学的です。また、大の生きざまは作品の受け手である僕自身の既成概念をも破壊してくれます。 それは、大がサックスに向ける視線に魅せられた玉田とも通ずる部分かもしれません。3人の演奏シーンはマンガとはまた違う、映画でしか魅せられない形として完成されており、そこにも興奮を覚えました。3人の男たちの大青春映画です。 皆様にはぜひ、今作を劇場で浴びていただきたいです!」とコメントを寄せている。
原作者の石塚さんは、3人のメインキャストを「登場人物たちの声は、マンガ連載当初から、僕がずっと聞いてみたかった“音”です。山田裕貴さんの声には芯があり、遠くまで届きそう。そして、どこか可愛さと愛嬌(あいきょう)があります。そうか、これが宮本大の声なんだな、と感動しました。間宮祥太朗さんの声はクールな中に深みや優しさ、リーダーシップも感じ、ちょっと大人なピアニストの雪祈のイメージそのままです。玉田俊二役の岡山天音さんの声には若々しい勢いと、若者らしい迷いも表現されていて、劇中の玉田くんとピッタリ! 山田さん、間宮さん、岡山さん、どうもありがとう。ナイス大!! ナイス雪祈!! ナイス玉田!!」と絶賛。
立川譲監督は「今をときめく豪華なお三方に、主人公たちの声を演じてもらえることになりました! 山田裕貴さんは朴訥(ぼくとつ)で芯の強さを秘めた大の声を、間宮祥太朗さんにはイケボで圧と繊細さを併せ持つ雪祈の声を、岡山天音さんには感情豊かで10代らしい等身大な玉田の声を演じていただきました。全員違って、全員よいです! 僕自身も音響監督としての演技指導は初めてだったのですが、お三方と何度もやりとりさせていただき、キャラに命が吹き込まれていく瞬間に立ち会うことができました。演技プランを自分で組み立てられる実写とは異なる声のみの芝居、難しかったと思います。でも決して妥協せずに何度も聞き直し、何度も修正作業に挑みつづける姿にJASSを感じました。原作を大好きなお三方の芝居、ジャズってます! 映画『BLUE GIANT』ぜひご覧ください!」と話している。
「BLUE GIANT」は、2013年に「ビッグコミック」(小学館)で連載をスタート。2016~20年にヨーロッパ編「BLUE GIANT SUPREME」が連載され、2020年から新シリーズのアメリカ編「BLUE GIANT EXPLORER」を連載中。2017年に「第62回『小学館漫画賞』」(一般向け部門)、「第20回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門大賞を受賞した。コミックスの累計発行部数は900万部を突破している。アニメは「幼女戦記」などのNUTが制作する。2023年2月17日に公開される。
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2024年11月22日 06:00時点
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