女優の川口春奈さんがこのほど、主演ドラマ「silent」（フジテレビ系、木曜午後10時）のクランクアップを迎えた。青羽紬役の川口さんは、佐倉想役の人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんと共に撮了。「3カ月半、本当に濃厚な時間で、毎日、一日一日かみ締めながら現場に来ていました」と振り返り、「紬として生きられたことを本当に誇りに思っています」とあいさつした。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　また、「家族や友人たちに“本当にありがとう”って、“木曜日のために仕事頑張れる、そんな作品に出合わせてくれてありがとう”ってたくさん言われました」と明かし、「自分でも見たことがないような表情だったり、紬というキャラクターを皆さんが一緒に作っていってくださったこと、大変感謝しています」と語った。

　目黒さんは「連続ドラマの経験が少なくて、右も左も分からないという不安な気持ちもすごくあった」と吐露しつつ、「自分の中で役に対してできること全部に全力で向き合うことができたのかなと、胸を張って言える気がします」とコメント。「この作品の世界の中で佐倉想として生きられたことが、本当に幸せでした」と笑顔で締めくくった。

　ドラマは、新人の脚本家・生方美久さんによるオリジナル作品。主人公が耳に難病を抱えた元恋人と再会し、現実と向き合いながら共に乗り越えていく、切なくも温かいラブストーリー。最終回は12月22日に15分拡大で放送される。

　前日の21日午後7時からは、動画配信サービス「TVer」で特番「最終回直前『silent』night　ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信」を配信。川口さん、戸川湊斗役の鈴鹿央士さん、青羽光役の板垣李光人さんが、撮影秘話や最終回の見どころを語る。

　特番では3人による点灯式の開催も決定。東京タワーとフジテレビ本社屋（共に東京都港区）を、ドラマにちなんだホワイトカラーに染める。ライトアップは21、22日の2日間実施される。