silent:想「青羽の言葉が見えるようになってよかった」 紬との8年越しの恋が完結(ネタバレあり)

連続ドラマ「silent」最終話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「silent」最終話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)の最終話が12月22日に放送された。青羽紬(川口さん)と佐倉想(目黒蓮さん)の8年越しの恋が完結した。

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 ◇以下ネタバレがあります

 「一緒にいるほど、好きになるほどつらくなっていく……声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と、紬に告げた想。紬は自分の気持ちを伝えるが、想には響かなかった。

 気持ちがすれ違う中、紬は戸川湊斗(鈴鹿央士さん)から、想は桃野奈々(夏帆さん)から言葉を投げ掛けられ、もう一度2人で話し合うことに。その場として選んだのは母校の教室だった。紬と想は黒板に字を書きながら、静かに会話を進めていく。

 想の思いを受けて、紬は「一緒にいるのつらいなら会うのやめる。再会できてよかった。また話せてよかった。また好きになれてよかった」と感謝を伝え、「元気でね」と書き残して教室を去ろうとする。

 しかし、想は「人の声が聞こえないこと当たり前になってたのに、青羽の声が聞こえないことだけ受け入れられなかった」と本心を記し、紬にこう伝えた。

 「一緒にいるとつらいことがある。きっとこの先も一緒にいれば、つらいと思うことが増えていくと思う。長く一緒にいれば青羽の周りの人も巻き込むことになるし、それで青羽が傷つくこともある。一緒にいていいのか迷う。それでも今は一緒にいたい」

 紬は「(佐倉くんが)本当に言いたいことちゃんと言えてるのかなって」と不安に思っていたことを打ち明け、「佐倉くんが言いたいこと全部言えるまで待つし、手話ももっと覚える。受け取れるように頑張るから、伝えるの諦めないでほしい。一緒にいるために言葉があるんだと思う。できるだけ分かり合えるように。たくさん話そうよ」と語りかける。心を通わせた2人は手を取り合って歩いて行く道を選んだのだった。

 後日、想は紬といられる幸せをかみ締めながら「青羽の声思い出せないし、もう聞けない。でも青羽の言葉が見えるようになってよかった」とほほ笑む。紬は「私も」と返して……と展開した。

 SNSでは「紬と想の笑顔が見れて本当によかった!」「全てのエピソードが優しくてずっとじんわり泣いてた」「心温まるすてきなドラマでした」と感動の声が上がった。

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