尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE（ワンピース）」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」（谷口悟朗監督）の入場者プレゼントとして1月21日から配布される「ONE PIECE カードゲーム」の“フィナーレパック”の詳細が発表された。全12種12枚が封入され、1月1日の読売新聞朝刊に掲載された尾田さん描き下ろしの戦闘服姿の麦わらの一味のほか、ウタ、シャンクスなどのカードをラインアップする。20万セット限定。

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　1月29日に終映を迎える「ONE PIECE FILM RED」のフィナーレ企画の「THANK YOUグッズ」として「ONE PIECE カードゲーム」のフィナーレパックが配布される。同カードゲームは第2弾入場者プレゼントとして配布して人気を集めた。新たなプレゼントは第2弾入場者プレゼントとは異なる内容になる。

　「THANK YOUグッズ」として、麦わらの一味やウタら“ラストバトル”に登場したキャラクターが描かれた「クライマックスクリアファイル」も、1月28、29日に配布される。裏面には、キャスト14人のサインが入る。20万限定。フィナーレ企画として、1月15日から本編上映終了後にスペシャル映像が上映されている。映像では、キャスト、監督、楽曲提供アーティスト、原作者の尾田さんのコメントが流れる。

　「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載が始まった。

　劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。公開後、ウタは、アニメの世界だけでなくリアルの世界も巻き込み、旋風を巻き起こし、大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」に紅組歌手として出場したことも話題になった。

　2022年8月6日に公開され、公開から157日間で興行収入が190億円を突破するなど大ヒットしている。1月28日にはフィナーレとなる舞台あいさつが開催される。