和久井健さんの人気マンガ「東京卍リベンジャーズ」のコミックス最終巻となる第31巻が1月17日に発売され、完結を迎えた。完結を記念し、同日の朝日新聞朝刊に花垣武道（タケミチ）、佐野万次郎（マイキー）らキャラクターが描かれた広告が掲載された。広告は地域によってデザインが異なり、タケミチ版は大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、マイキー版は東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、静岡、沖縄（一部）の朝刊に掲載された。広告は全7種。

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　「運命をひっくり返す」がコンセプトの広告で、一面の上下でキャラクターの異なる表情が描かれている。紙面を上下逆さにすることでキャラクターの運命を“ひっくり返す”気分を味わえる仕様となっている。

　対象のコミックスを購入すると、特典としてイラストカード（全30種）がもらえるキャンペーンも1月17日から実施する。対象の店舗で、「東京卍リベンジャーズ」第1～31巻、フルカラー版コミックス極彩色 東京卍リベンジャーズ Brilliant Full Color Edition」1、2巻を購入すると、キャラクターが描かれたイラストカードがもらえる。1冊購入につきカードが1枚配布される。なくなり次第、終了。

　「東京卍リベンジャーズ」は「新宿スワン」などで知られる和久井さんが「週刊少年マガジン」（講談社）で2017年3月に連載を開始。11月16日発売の同誌第51号で最終回を迎え、約5年半の連載に幕を下ろした。人生どん底のダメフリーターのタケミチが、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるためにリベンジする姿が描かれた。タケミチは、中学時代の恋人・ヒナタが、最凶最悪の悪党連合・東京卍會に殺されたことを知り、人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープする。

　テレビアニメ「8・3抗争編」「血のハロウィン編」が2021年4～9月に放送された。新作テレビアニメ「聖夜決戦編」が1月からMBS、テレビ東京ほかで放送中。実写映画が2021年に公開された。実写映画続編2部作が4月21日、6月30日に公開されることも話題になっている。

　◇新聞広告の掲載リスト

　佐野真一郎：北海道▽龍宮寺堅：青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野▽佐野万次郎：東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、静岡、沖縄（一部）▽橘日向：富山、石川、福井、三重（伊賀市、名張市、熊野市、南牟婁郡のみ）、鳥取、島根、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知▽松野千冬：愛知、岐阜、三重（伊賀市、名張市、熊野市、南牟婁郡を除く）▽花垣武道：大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山▽三ツ谷隆：山口、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄（一部）