わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
俳優の赤楚衛二さんが、木村拓哉さん主演で4月10日にスタートするフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)の連続ドラマ「風間公親-教場0-」に出演することが3月8日、明らかになった。2度目となる月9出演は、刑事指導官の風間公親(木村さん)の相方役。新垣結衣さん、北村匠海さん、白石麻衣さん、染谷将太さんに続いての登場で、5人の新人刑事が出そろった。
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赤楚さん演じるのは、新人刑事・瓜原潤史(うりはら・じゅんじ)。身なりを気にせず髪はボサボサ。心優しい性格で、容疑者に寄り添おうとするが、殺人事件の現場ではなかなか通用しない。瓜原が決定的なミスをしても、風間は「一人の犯人を取り逃がしても、次の世代の捜査能力を育てる方が大事な場合もある」と言い放つ。その言葉の意味が理解できず、時にぶつかりながら、風間の指導の本当の意味を理解する。
ドラマは、長岡弘樹さんの警察小説「教場」シリーズ(小学館)の「教場0 刑事指導官・風間公親」「教場X 刑事指導官・風間公親」が原作。スペシャルドラマとして放送された「教場」(2020年)、「教場II」(2021年)より前の物語となる。キャリアの浅い若手刑事が、刑事指導官の風間(木村さん)とバディーを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事のスキルを学ぶ育成システム「風間道場」が舞台で、風間がなぜ冷酷無比な人格になったのかが明らかとなる。
初回は30分拡大で放送。
「教場」は一視聴者として見ていたので、まさか自分が出演させてもらえるとは、と思いました。と同時に、今回木村さんとのバディーということで、指導官と新人刑事という関係性のプレッシャーもすごく感じました。
事件のひも解き方の構図が台本を読んでいて新鮮だと思いました。犯人と刑事のやり取り、構成が新しくて面白く、風間指導官が新人刑事に与える言葉、ひとつひとつに意味があります。台本を読み進めていくと、こういう風に事件がひも解かれていくんだと、伏線回収のようなところもあります。瓜原自身の感情の変化の流れもきれいに描かれているので、読んでいて物語に引き込まれました。
前回は出演シーンはそこまで多くはなかったんですが、今回(2度目の月9)は緊張感と責任感とプレッシャーと挑戦、あらゆる面で重くのしかかるものがあると感じています。
緊張しましたね。瓜原自身が緊張で胃が痛くなってしまうという人物なんですけど、僕自身もそんな気持ちになりました(笑い)。初めてお会いしたのは本読みの時だったんですけど、全然自分の調子が出なかったことを覚えています。わぁ、本物の木村さんだ、って思ってしまいました。撮影に入ると「このシーンはこうやってみようよ」とコミュニケーションをとってくださり、すごく気持ちよくお芝居をさせていただいています。
お芝居の説得力がとにかくすごいと思いました。現場でも指導官としていてくださって、刑事として、こういう時はこうするんだ、というところを教えてくださいました。かといって、手取り足取り教えるというわけではなく、現場に良い緊張感が保たれつつ、木村さんが本当に指導官に見えてくるように、そして僕が自然と、風間さんに接することができるような状態を作ってくださっていると、本当に感謝しています。
すごく人間味があり「若さゆえの青さ」のある人物です。そして、瓜原が抱える過去の出来事から、人に対して優しくありたい姿勢だったり、反面、頑固で少し直情的な部分も持っていたり、感情の揺れ動きが大きく出る人間です。真っすぐな男であり、少し落ち着きのない男だと思います。
僕が演じる瓜原は、どこにでもいるような今どきの若者なんですが、その若者がいかに風間さんに歯向かいながらも、惑わされ、苦しんでいくのか、その振り回され方を楽しんで見ていただきたいです。そして、そんな瓜原が、どのように大人への第一歩を踏み出せるのか、見ていただけたらと思います。
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