王様戦隊キングオージャー:“イエロー”村上愛花 憧れは「内田理央さん」 強さと可愛さ兼ね備えるヒロインに

「王様戦隊キングオージャー」でカマキリオージャー/ヒメノ・ランを演じる村上愛花さん
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「王様戦隊キングオージャー」でカマキリオージャー/ヒメノ・ランを演じる村上愛花さん

 スーパー戦隊シリーズの新作「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)で、“イエロー”カマキリオージャー/ヒメノ・ランを演じる村上愛花さん。“パープル”パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役の平川結月さんと共に今作の「ヒロイン」を担う。そんな村上さんは、“理想のヒロイン”に「内田理央さん」の名前を挙げる。その理由などを含めて村上さんに話を聞いた。

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 ◇大学の卒業が決まり、オーデイションへ 

 「王様戦隊キングオージャー」はスーパー戦隊シリーズの第47作。チキューを治める各国の王たちが戦士となり、昆虫型機械生命体「シュゴッド」と共に、平和を脅かす地帝国・バグナラクと戦う物語。

 芸術と医療の国「イシャバーナ」の女王・ヒメノを演じる村上さんは2000年8月13日生まれ、福島県出身の22歳。2018年に女性ファッション誌「ViVi」(講談社)の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、2019年2月号からViViモデルとして活動。東京ガールズコレクション(TGC)など数々のファッションイベントにも出演してきた。現在、東京理科大に通う現役大学生でもある(3月に卒業)。

 今作が、初めての地上波の連続ドラマレギュラー。特撮のオーデイションは「(芸能活動の)ターニングポイントになったらいいなと思い受けました」と明かす。

 「女優業にはもともと興味があったのですが、大学に通っていたので(拘束時間の長い女優業は)春休みと、夏休みにしかできませんでした。大学の卒業が決まったので、もっと女優業の幅を広げたいと、オーディションに挑戦しました!」

 実は、スーパー戦隊のオーディションを受けるのは2回目。大学入学前、「ViVi」のオーディションを受ける前に一度挑戦していたという。もともと、自身もスーパー戦隊には思い入れがあった。弟と一緒に見ており、思い出の作品は「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011~12年)。「大きくなってドラマを見ていたときに、(ゴーカイジャーに出演していた)山田裕貴さんが出ていて。あのときの山田さん!?って衝撃でした」と笑う。

 昔から見ていたスーパー戦隊に出演が決まり、喜びもひとしお。

 「子供たちの憧れの存在に、私がなれることがうれしかったです! 家族もとても喜んでくれました。弟はもう高校生になっているので、照れくさそうでした(笑い)。弟は『すごいね』とは言ってくれなかったけど、『頑張ってね』って言ってくれて! 可愛いかったです(笑い)」

 ◇モデル業での経験、役に生かす 素顔もヒメノに近い!?

 演じるヒメノは美しいものに目がなく、手段を選ばず手に入れる“超絶わがまま”な女王様。一方で、誰かを救うことを躊躇(ちゅうちょ)せず、華麗に人命を救う医者としての顔も持っている。

 役には、自身のモデル経験も生かしているという。「(女王様なので)立ち姿や、歩き姿にはこだわっていて。玉座に座るときはなるべく足の形がきれいに映るようにしていて、歩くときは(モデルの)ウォーキングみたいにしています」といい、「モデルをやっている自分ならではの出し方。いかせる部分は、存分に生かしていきたい!」と意気込む。

 憧れの特撮ヒロインは、「仮面ライダードライブ」(2014~15年)に出演していた内田理央さん。「モデルだけでなく、女優としてもご活躍されていてすごく尊敬しています。いつかお会いできたらいいなと思っています……」と照れながら明かす。

 内田さんが「ドライブ」で演じていた詩島霧子は強さと可愛さを兼ね備えていたヒロインだったが、ヒメノもこの二つの側面を持つキャラクターだ。村上さんは「誰かを助けることに力を惜しまない、そういう強さもありながら、女王様としての可愛さもあるのが見どころです!」とアピールした。

 趣味は、「美術鑑賞」という村上さん。「お休みが半日あったら、すぐ美術館に行きます! 美術品を見ることがすごく好きなんです」と声を弾ませる。“美しいものに目がない”ヒメノとも似ている部分で、「(側近の)セバスチャン役の吉満寛人さんも美術が好きで。みんなで集まると、いつもそういう話題になります!」と笑っていた。

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