アイドルグループ「乃木坂46」の鈴木絢音さんの卒業セレモニーが3月28日、LINE CUBE SHIBUYA(東京都渋谷区)で行われた。2013年3月28日に乃木坂46の2期生オーディションに合格してから10年、乃木坂から“最後の2期生”が旅立った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
セットリストは、鈴木さんがセレクトしたナンバーで構成され、セレモニーの合間に後輩たちとのトークパートも用意された。
アンコールでは、純白のドレスに身を包んだ鈴木さんが登場。「10年間振り返ると、出会いに恵まれた乃木坂人生だったなと思います。自分に誇れることは何ひとつとしてないけれど、私の周りにいてくれる優しい皆さんのことが唯一の誇りです」と謝意を伝えた。
卒業後については「ひとりになって、どうやって頑張ればいいんだろうって、頑張り方が分からなくなってしまう自分がいます。今はちょっとだけお休みして、未来のことを考えて、そんな時間が私には必要なのかなと思いました。まだどんな未来を選択するのか、私の中でも決まっていませんが、頑張りたいと決心がついたときには、皆さんの前に戻ってくると思います」と話した。
最後の曲「君の名は希望」を歌い終え「本当に終わってほしくないって願っちゃうほど、幸せな1日になりました」と笑みを浮かべた鈴木さん。すると、同期の伊藤かりんさん、伊藤純奈さん、相楽伊織さん、新内眞衣さん、堀未央奈さん、山崎怜奈さんがサプライズで登場した。涙を浮かべる鈴木さんに対し、同期メンバーたちはねぎらいの言葉をかけた。
最後に鈴木さんは「本当に人生で一番美しい日になったんじゃないかなと思います。皆様のおかげです。次に進んでいく未来も、きょう卒業を決めたことを後悔しない人生にできるよう、これからも頑張っていきます!」と宣言し、ステージを去った。