金曜ロードショー:「コーダ あいのうた」を地上波初放送 アカデミー賞作品賞など3部門受賞

「コーダ あいのうた」の一場面(C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
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「コーダ あいのうた」の一場面(C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

 6月16日の「金曜ロードショー」(日本テレビ系、金曜午後9時)は「コーダ あいのうた」(シアン・ヘダー監督、2021年)が地上波初放送される。「第94回アカデミー賞」の作品賞など3部門を受賞した青春物語だ。

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 ルビー(エミリア・ジョーンズさん)は、仲の良い家族に愛されて育った女子高校生。漁業を営む父のフランク(トロイ・コッツァーさん)、陽気な母のジャッキー(マーリー・マトリンさん)、兄のレオ(ダニエル・デュラントさん)は耳が聞こえない。家族で唯一聞こえるルビーは3人の「通訳係」を務めていた。

 新学期、ルビーはひそかに憧れる同級生のマイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロさん)と同じ合唱クラブに入る。ルビーの歌声を聴いた顧問のV先生(エウへニオ・デルベスさん)は歌の才能を見抜き、秋の合唱祭でマイルズとデュエット曲を歌うよう言い渡す。少しずつマイルズとの距離を縮めていくルビー。

 そんな中、V先生から有名音楽大学への受験と特別レッスンを勧められ、ルビーは家族に内緒で先生のレッスンを受けることに。

 漁の手伝いにレッスンと慌ただしい毎日を送るルビー。父のフランクが漁業組合の会議で「自分たちで魚を売る」と宣言したため、さまざまな交渉事にも引っ張り回される。レッスンの遅刻が続き、先生に叱られたルビーはようやく音楽大学への進学希望を家族に伝える。だが、ルビーの歌声が聴こえない両親は娘の才能を信じられず、猛反対。夢と家族、どちらを選ぶか悩んだルビーの出した答えとは?

 次回6月23日の金曜ロードショーは「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(スティーヴン・スピルバーグ監督、1989年)を本編ノーカットで放送する。

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