橋本環奈:「王様に捧ぐ薬指」SNSの反響も確認 「多くの方に応援していただいた」

連続ドラマ「王様に捧ぐ薬指」で主演を務めた橋本環奈さん(C)TBS
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連続ドラマ「王様に捧ぐ薬指」で主演を務めた橋本環奈さん(C)TBS

 橋本環奈さん主演の連続ドラマ「王様に捧(ささ)ぐ薬指」(TBS系、火曜午後10時)。最終第10話が6月20日に放送されるのを前に、橋本さんが見どころや、共演の山田涼介さんとのやり取りを明かした。

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 ◇「キュンとするシーン」づくりに一生懸命 

 原作はわたなべ志穂さんの同名人気マンガ(小学館)。橋本さん演じる“ド貧乏シンデレラ”と、山田さん演じる“ツンデレ御曹司”が契約結婚する超打算的なシンデレラストーリー。

 人気マンガを実写化するに当たっては「原作とは別の作品として受け入れてもらえるようにと思って演じることが多いので、今回も私なりの、視聴者の方から愛される綾華像をどう作り上げるか腐心していましたがなんとかそこは全うできたのではと思っています」と手応えを口にした。

 SNSなどで反響を見ている橋本さんは「視聴者の皆様が作品を楽しんでくださっていると感じてすごくうれしく思っています。毎回SNSでも盛り上げていただいて、多くの方に綾華(橋本さん)と東郷(山田さん)のカップルを応援していただいて、すごくうれしいです」と喜ぶ。

 “制作側”の立場として、「一生懸命キュンとするシーンを作らなきゃ」という気持ちだった橋本さん。

 「8話の“おかえりキス”のシーンも、段取りでは『ここは(犬の)ネギが見えてた方がかわいいかな』『二人の世界観になるために、ネギを置いてバックハグの方がいいんじゃない?』『じゃあ振り返ってキスはどう?今までやってないじゃん』みたいに監督とも話し合いながら作っていて。キスシーンって一つのドラマで回数を重ねると飽きられてしまうとも思うので、バリエーションを豊富に出すことは考えています」

 続けて「一緒にお芝居する中で、山田君は『見え方』をすごく分かっている方だなと感じていて。アイデアもよく出されるし、臨機応変に対応できる力があって反射神経もすごい。お芝居の間合いやリズム感がお互い合うので、すごくやりやすいです。山田君が東郷として引っ張ってくれることが多かったので、そこに私は綾華としてついて行くことができました。東郷役が山田君で本当に良かったなと思っています」と感謝した。

 ◇山田涼介と素で笑い合ったシーン、アドリブも 

 山田さんを含め、長尾謙杜さん、坂東龍汰さんや「ラ・ブランシュ」のメンバーとも充実した時間を過ごし、撮影も和気あいあいとしていたという。

 「よく覚えているのが、4話で綾華が東郷にスコップティラミスを食べさせるシーン。私が本番ですごく大きいひと口を差し出しちゃって、山田君も食べてはくれたんですが、あまりにも大きかったので面白すぎて二人とも素で笑ってしまって。それが実際に使われています(笑い)」

 さらに「5話の二人羽織の撮影では、夫婦喧嘩中だからといって、無表情で二人羽織はできなくない? という感じで、めちゃくちゃ笑っちゃって(笑い)。あそこはほぼアドリブで、綾華が東郷に口紅を塗るくだりも一発本番で頑張りました」と裏話を明かした。

 最終話に向けては「綾華が東郷にぶつかっていくシーンはすごく見どころだと思いますし、綾華と家族の絆、親心みたいなものがすごく表れているすてきなシーンもあります。あとは東郷のお母さんの静(松嶋菜々子さん)がどう折り合いをつけるのか、そこに息子である東郷と新(北村匠海さん)がどう関わっていくのかも見どころ。盛りだくさんですが、ちゃんと収まるところに収まる最終話になっていますので、ファンの皆さんにも見届けてほしいです」とアピールした。

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