伊藤沙莉:「この声で覚えていただいている」ハスキーボイス貫くため下した決断 学生時代の合唱練習でのエピソードも披露 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した伊藤沙莉さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した伊藤沙莉さん=テレビ朝日提供

 俳優の伊藤沙莉(さいり)さんが、7月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。自身の特徴的なハスキーボイスについて語った。

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 伊藤さんは自身の声について「生まれたときからこの声で。産声からこれでした」と笑い、「声で覚えていただくことがすごく多かった」と振り返った。

 ある時、舞台への出演が続き、喉を痛めてしまった伊藤さん。医師からこのような声帯の形を見たことがないと指摘され、「手術をしたら、声が枯れづらくなるけど、かなりクリーンな通った声になる」と言われたという。

 「2、3年前とかだったので、この声で覚えていただいていることもあって、すごく悩んだんですけど『このままで行きます』って手術はやめました」とハスキーボイスを貫く決意をしたと明かした。

 続けて、学生時代のエピソードも披露。音楽の授業中、映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の合唱の練習をしていると、恥ずかしがって歌わない生徒たちに先生が注意したという。

 先生は「みんないい加減にしなさい。伊藤さんを見習いなさい。カッスカスで声なんて全く出てないのに一生懸命歌ってるでしょ。そういうふうに歌は歌うの」と力説していたという。伊藤さんは「(生徒たちは)『(声が)出てないのに良いんだ』みたいな感じで。みんな一生懸命に歌うようになりました」と苦笑いしていた。

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