ハヤブサ消防団:中村倫也が主人公のミステリー作家 移住した山間集落で発生する事件の真相に迫る

7月13日スタートの連続ドラマ「ハヤブサ消防団」で三馬太郎を演じる中村倫也さん=テレビ朝日提供
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7月13日スタートの連続ドラマ「ハヤブサ消防団」で三馬太郎を演じる中村倫也さん=テレビ朝日提供

 中村倫也さん主演の連続ドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が7月13日に始まる。原作は「半沢直樹」シリーズなどの人気作家・池井戸潤さんの最新同名小説(集英社)。亡父の故郷の山間集落「ハヤブサ地区」に移住したミステリー作家・三馬(みま)太郎(中村さん)が地元消防団への参加を機に巨大な陰謀に巻き込まれていくミステリーだ。ここでは中村さん演じる太郎を紹介する。

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 ◇鳴かず飛ばずの新進作家

 太郎は35歳のミステリー作家。30歳でミステリー作家の登竜門「明智小五郎賞」を受賞してもてはやされたが、2作目以降は出版の度に初版部数を削られている鳴かず飛ばずの新進作家だ。

 都会生活に疲れはてた末、自然豊かで亡父と縁のある「ハヤブサ地区」へ移住。のどかな田舎暮らしをイメージしていたが、地域の消防団になし崩し的に参加させられたのを機に、地区で起きている連続放火事件に遭遇。作家ならではの鋭い着眼点から事件の真相に迫るが、やがて地区にうごめく大きな陰謀に突き当たる。

 ◇初回ストーリー

 亡父から相続し放置していた一軒家の様子を確認するためハヤブサ地区を訪れた太郎は、その豊かな自然に心をつかまれて移住を決意。新生活を始めて間もなく、近くに住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介さん)に誘われて地域の飲み会に参加。そこで知り合ったハヤブサ地区の男たちに消防団への入団を勧められるも、非力な自分には全く似合わないと断る。

 地区の住人・波川志津雄(大和田獏さん)の家で火災が発生。消防団の必死の鎮火活動を見た太郎は新しい居場所「ハヤブサ」を守りたいという思いに駆られ、消防団参加を決める。

 ハヤブサでは今年に入って不審火が続き、今回で3件目。団員らは何者かの連続放火を疑っているといい、太郎はゾッとする。その矢先、住民の山原浩喜(一ノ瀬ワタルさん)が行方不明になり……。

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