アメトーーク!
ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
俳優の田中圭さんが、WOWOWで放送される「連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~」の第1話で主演を務めることが明らかになった。田中さんは、妻と別れ息子と二人暮らしで、酒や博打に夢中になってしまうダメ親父・喜八を演じる。
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連続ドラマは映画監督・小津安二郎さんの初期のサイレント映画をオムニバス形式で、現代に置き換えた設定でリメーク。カラー映像で音声付き。
第1話は1933年のキネマ旬報(キネマ旬報社)ベスト・テンで第1位を獲得した人情喜劇「出来ごころ」をリメークする。工場に勤務する喜八は、相棒・次郎の助けを借りながら息子と暮らしていたが、ある日出会った春江に熱を上げ、恋仲になろうと奮闘する。しかし、春江は次郎に思いを寄せていて……と展開する。脚本・監督は映画「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」(ともに2022年)を手がけた城定秀夫さん。
「女子高生に殺されたい」で主演を務めた田中さんは「90年前の小津さんの作品をリメイクするというので凄く楽しみでした。僕の演じる喜八は、憎めないダメな奴。みたいなところが普遍的なんだよな。と、やり甲斐はありました!! 城定監督との再タッグはうれしかったです。新しい小津作品を楽しんでいただけたらと思います!!」とコメント。
城定さんは「どうアプローチしたらいいのか悩みましたが、えいやと脚本を書き始めてみると、驚くほど自然に映画『出来ごころ』が自分の筆に馴染んでくる感触があり、核となる人物たちの心模様は昔も今も変わらないという気付きに少し驚きました。映画の表現も昔とだいぶ変わったけれども、変わらないことも多い。とても楽しい仕事でした」と語った。
併せて渡邊圭祐さん、白石聖さん、森優理斗君、渡辺真起子さんの出演も発表された。渡邊さんは喜八と同じ工場に勤める次郎、白石さんは次郎に思いを寄せる春江、優理斗君は喜八の息子・富夫、渡辺さんは喜八たち工員が通う食堂の店主・おとめを演じる。
ドラマは11月から毎週日曜午後10時、WOWOWプライム・4K・オンデマンドで放送・配信予定。
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