仮面ライダーガッチャード:先生・ミナト役で熊木陸斗 33歳で初の特撮 支えになった「ドンブラザーズ」“雉野”鈴木浩文のエール

「仮面ライダーガッチャード」でミナトを演じる熊木陸斗さん
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「仮面ライダーガッチャード」でミナトを演じる熊木陸斗さん

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系、日曜午前9時)のメインキャストが8月9日に発表され、主人公が通う高校の教師・ミナト役で俳優の熊木陸斗(りくと)さんが出演することが分かった。

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 熊木さんは1990年5月14日生まれの33歳。今作が初の特撮出演で「戦隊と仮面ライダーのオーディションは何回も何回も挑戦してきたのですが、なかなか受かることができませんでした。僕が落ち込むので、知らない間に家族の中で“ヒーロー”がNGワードになっていたぐらい気を遣わせてもいました。今回(家族に)『受かったよ』って話をしたら、泣いて喜んでくれて。それで自分もこれって夢じゃないんだと実感しました」と、出演の喜びを噛みしめた。

 また、オーディションで落ちて落ち込んでいたとき「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~23年)でキジブラザー/雉野つよしを演じた鈴木浩文さんから「僕が必ず30代でもまだまだやれるんだぞって絶対作品で残すから。チャンスが来るのを待っていて!」とエールをもらっていたことを明かし、「その言葉がすごく心の支えになっていました。ひろくん、本当にありがとうございました!」と感謝した。

 演じるミナトは、主人公の一ノ瀬宝太郎(本島純政さん)が通う高校の歴史教師であり、見た目はさえない中年。しかしそれは仮の姿で、正体は学校の地下に隠された「錬金アカデミー」の教師。錬金術師のマントをまとう際は普段とは見違えるほどクールでミステリアスな雰囲気となる。

 熊木さんは「ずっと憧れていた作品にやっと携わることができるので、長年愛してくださっているファンの方々に楽しんでいただけるよう、子供たちには夢をいっぱい与えられるよう、頑張りたいです!」と意気込んだ。

 「仮面ライダーガッチャード」は、令和5作目の仮面ライダー作品で、モチーフは「カードと錬金術」。世に放たれた101体の人工生命体「ケミー」を回収する使命を与えられた高校2年生・宝太郎と、「錬金アカデミー」の生徒たち、錬金術を悪用する謎の集団「冥黒の三姉妹」のケミーを巡るバトルを描く。9月3日スタート。

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