趣里さん主演で、10月2日にスタートする2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」。大正の終わりごろから戦後にかけての激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。スタートまであと3日。ここでは、趣里さん演じるヒロイン・花田鈴子を紹介する。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
鈴子は、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(らんまん)な女の子。小学校を卒業すると「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死にけいこにはげみ、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していく。
その後、鈴子は上京。そこで、人気作曲家と出会い、大きく運命が変わる。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていくが、戦争が始まると状況は一変し……。
趣里さんは、自身4度目の朝ドラヒロインオーディションで、応募2471人の中から、鈴子役を射止めた。また本作では、音楽ユニット「EGO-WRAPPIN’」の中納良恵さん、シンガー・ソングライターのさかいゆうさんと共に主題歌「ハッピー☆ブギ」を歌唱する。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
脚本は、2014年公開の映画「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞などを受賞した足立紳さんがメインで担当し、ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)の櫻井剛さんも参加する。音楽は、笠置シヅ子の代表曲「東京ブギウギ」の作曲者・服部良一の孫・服部隆之さんが手掛けることも話題だ。
語り(ナレーション)には、朝のニュース番組「NHKニュースおはよう日本」に出演していた際、2017年度前期の「ひよっこ」の頃から番組を離れる2022年まで5年の間、「朝ドラ送り」でおなじみだった高瀬耕造アナウンサーを満を持して起用する。
10月2日からNHK総合、月~土曜午前8時ほか(土曜は1週間の振り返り)で放送される。
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