「メアリと魔女の花」などで知られるスタジオポノックの劇場版アニメ「屋根裏のラジャー」(百瀬義行監督、12月15日公開)で、米男性デュオ「ア・グレイト・ビッグ・ワールド」、シンガー・ソングライターのレイチェル・プラッテンさんが主題歌「Nothing’s Impossible」を担当することが分かった。ア・グレイト・ビッグ・ワールドは、2015年に楽曲「Say Something」で「第57回グラミー賞」の最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)賞を受賞した実力派デュオ。プラッテンさんは、2015年にシングル「ファイト・ソング」でエミー賞を受賞しており、豪華アーティストがタッグを組むことになった。予告映像がYouTubeで公開され、主題歌がお披露目された。
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同作を手掛ける西村義明プロデューサーは、ア・グレイト・ビッグ・ワールドの「Say Something」に出会い、その伸びやかで美しい歌声に魅了されたことをきっかけに主題歌をオファーしたという。主題歌「Nothing’s Impossible」は11月3日に世界同時先行配信される。劇場版アニメのオリジナルサウンドトラックが12月6日に発売される。
「屋根裏のラジャー」は、英作家のA・F・ハロルドさんの児童文学「The Imaginary」が原作で、少女の想像から生まれたイマジナリと呼ばれる“誰にも見えない少年”ラジャーと仲間たちが、愛する人と家族を救うために冒険を繰り広げる。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリ作品に携わり、劇場版アニメ「二ノ国」を手がけた百瀬さんが監督を務める。
俳優の寺田心さんが主人公の少年・ラジャーの声優を務めるほか、鈴木梨央さん、安藤サクラさん、仲里依紗さん、山田孝之さん、高畑淳子さん、イッセー尾形さん、寺尾聰さん、杉咲花さんが声優として出演する。
スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」のために「Nothing’s Impossible」を手掛けられたことは非常に光栄でした。この美しい物語の本質を歌に込めようと懸命に努力しましたが、簡単なことではなく、スタジオポノックと何度も有意義な話し合いを重ねることでようやく出来上がりました。そして、数年前、同じ頃に一緒にニューヨークで舞台に立っていたレイチェル・プラッテンもこの曲の一員であることがとてもうれしいです。この曲を一緒に歌うメンバーとして彼女が提案されたことは予期せぬすてきな偶然でした。
スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」は、闇の中で私たちを導く魔法と喜びに満ちています。友人でもあるア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアン・アクセルと一緒に歌った「Nothing’s Impossible」は、その真意と何より希望に共鳴した曲であり、それらは私自身の人生の道しるべでもあります。この創造的な作品を体感することで、笑いや喜びをもたらし、そして頑張ろうと思える強い気持ちが皆さまの心に宿ることを願います。
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