​​亀梨和也:時代劇に初挑戦 第10代将軍・徳川家治役で 主演の“倫子”小芝風花と政略結婚 24年1月期フジテレビ「大奥」で

木曜劇場「大奥」で時代劇に初出演する亀梨和也さん=フジテレビ提供
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木曜劇場「大奥」で時代劇に初出演する亀梨和也さん=フジテレビ提供

 人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが、俳優の小芝風花さん主演で2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、第10代将軍・徳川家治役で出演することが明らかになった。亀梨さんが時代劇に出演するのは初めて。小芝さんとの共演は「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系、2015年)以来、約9年ぶりとなる。

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 亀梨さん演じる徳川家治は、閑院宮直仁親王の娘・倫子との婚礼の儀を控えている。父であり、第9代将軍・徳川家重が謎の死を遂げたことで、第10代将軍の座に就いた。幼い頃から聡明(そうめい)で、祖父の第8代将軍・徳川吉宗から目をかけられ、直接帝王学を学ぶエリート教育を受けた。家治は苦境に陥る幕府を立て直したいと考え、行動に移すが、田沼意次にある秘密を握られる。愛におびえ、愛を知らずに数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、懸命に生きる将軍を演じる。

 亀梨さんは「僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある『大奥』という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています」とコメント。

 演じる徳川家治について「序盤は一見冷たい印象を持たれると思いますが、後半にかけてしっかりと物語の内容を捉えていただくと、その前半の家治の意味合いが分かるような、見え方が変わるようなキャラクターなので、そこをうまく自分の中でも整理していきたいなと考えています」と語った。

 さらに、視聴者に向けて「年の初めにきらびやかで、深く重厚な物語を皆さんの生活の中にお届けし、少しでも彩りを添えることができたらいいなと思います。今回の『大奥』は愛がテーマになっているので、恋愛のみならず家族や友人との人間関係など、人とのつながりを感じてもらえる作品になれたらいいなと思っています。ぜひ楽しみに待っていてください!」とアピールした。

 「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。新シリーズは連続ドラマとしては19年ぶり。

 ストーリーは、江戸時代中期、景気は悪化の一途をたどり、国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、倫子はのちの第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにも及ぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。その頃、江戸幕府を混乱に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた……と展開する。

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