海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第41回が11月27日に放送された。同回では、日中戦争が始まって3年、ぜいたくを禁止する法律が施行され、スズ子は三尺四方の枠の中から動かずに歌うようにと指示される。この「三尺四方」の広さに視聴者が注目した。
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梅丸楽劇団は警察の指導のもと、派手な演目や演出、演奏を全て取りやめることとなる。楽器の呼び方も和名で呼ぶように指導され、スズ子も歌い方が軽薄だと言われ、三尺四方の枠から出ないで歌うようにと言われる。
ステージが始まると、最初は枠の中で動かずに歌い踊っていたスズ子だったが、客のつまらなそうな顔を見て、思わず枠から飛び出してしまう。
すると、監視していた警察官から「公演中止」を言い渡され、警察に連行されたスズ子は、たっぷりと絞られ、つけまつげも外すようにと言われてしまう。スズ子は「つけまつげぐらいせんと、シジミが二つ貼っ付いてるだけの貧相な顔になってしもて」と訴えるが、「そんな日本人はおらん! 欧米の退廃文化に毒されている証拠だ!」「改めなければ今後の公演も差し止めることになるが」と言われ、しかたなくまつげを外した。
視聴者の間で、「三尺四方ってどれくらいの広さ?」と声が上がり、畳だと半畳、90センチ四方だと分かると、「せっまっっ!!」「無理無理」「こんなんじゃ躍動的なスズ子の良さがまったく伝わらんよ」「大広間いっぱい使って歌って踊っていた人に半畳の範囲内で踊れってそんなむちゃな」と話題になった。
また、サキソホンを「金属製ひん曲がり尺八」、コントラバスを「妖怪的四弦」などと楽器名も和名で呼ぶように指導される場面があり、SNSでは「すゑひろがりずかよ」「すゑひろがりずの出番じゃあ~」と盛り上がった。
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