星降る王国のニナ:「BE・LOVE」の王宮恋愛ファンタジーがテレビアニメ化 田中美海がヒロイン・ニナに 梅原裕一郎、内山昂輝が王子役

「星降る王国のニナ」のティザービジュアル(C)リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会
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「星降る王国のニナ」のティザービジュアル(C)リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会

 マンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中のリカチさんのマンガ「星降る王国のニナ」がテレビアニメ化されることが分かった。身代わりの姫として大国に嫁ぐことになったニナがヒロインの王宮恋愛ファンタジーで、声優の田中美海さんがニナを演じることも発表された。梅原裕一郎さんがニナを見いだすフォルトナ国第二王子のアズール、内山昂輝さんが大国ガルガダの第一王子・セトをそれぞれ演じる。ニナ、アズール、セトが描かれたティザービジュアルも公開された。

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 「星降る王国のニナ」は、2019年10月から「BE・LOVE」で連載中のマンガ。身代わりの姫として大国に嫁ぐことになったニナが運命に翻弄(ほんろう)されながらも一生に一度の恋に出会う王宮恋愛ファンタジー。事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳を持つ孤児のニナは、第二王子アズールに見いだされ、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐことになる……という展開。2022年に第46回講談社漫画賞少女部門を受賞した。コミックスが第11巻まで発売されており、累計発行部数は150万部以上。最新12巻が12月13日に発売される。

 ニナ役の田中さんは「ファンタジー! 王宮! ラブストーリー! 終始胸キュン&涙。可愛く繊細な絵柄と世界観にどんどん引き込まれてあっという間に原作を読んでしまいました。ニナは活発で真っすぐで周りをどんどん巻き込んでいくきれいな青い瞳の女の子です。アズ派かセト派かは永遠の議題。どうぞお楽しみに!!」とコメントを寄せている。

 ボイスコミックに続き、アズールを演じることになった梅原さんは「PVで演じさせていただいてから数年の時を経てアズールを演じさせていただくこと、うれしく思います。本作の魅力は主人公ニナの強さ、そして純粋さが見ている方を勇気づけ、自然と応援したくなるところにあると思います。演じさせていただいたアズールは、宿命に翻弄されながらも国のことを思う優しい心が、とても魅力的だと思います。三人にどんな運命が待ち受けているのか、お楽しみに」と話している。

 セト役の内山さんは「原作を読んで、シリアスな物語と個性的なキャラクター同士のコメディーシーンの織り交ぜ方が絶妙だなと感じました。セトはガルガダという国の王子で、クールな性格ですが愛鳥には優しい顔を見せます。キャラクターの魅力を存分に表現できるように努力しようと思っています」と意気込みを語っている。

 原作者のリカチさんは「初めてアニメ化のお話をいただいたのは2年ほど前。にわかには信じられなかったので、担当さんたちに『本当にぃー?』と何度もツッコんだのを覚えています(笑い)。読者に喜びを黙り続ける苦悩を乗り越え(笑い)、ようやく発表になりました! これもひとえに、この作品に関わる方々と応援してくださるみなさんのおかげです。アニメは原作の世界観を大切にしながら、声を乗せ、色を乗せ、動きをのせ、奥行きをもった世界に誘ってくれます。たくさんの人の手によってできあがるアニメの世界。私とともに楽しんでくださるとうれしいです」と呼びかけた。

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