LPGA女子ゴルフ:西郷真央、吉田優利、馬場咲希の3選手が米ツアー来季の出場権を争う 6日間の「最終予選会」直前インタビュー

西郷真央選手 Getty Images
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西郷真央選手 Getty Images

 米女子ゴルフツアーの来季の出場権を争う最終予選会が11月30日から6日間にわたって米アラバマ州マグノリアグローブGCで開催される。WOWOWでは、「LPGA女子ゴルフツアー 2024最終予選会」と題して、第1日の11月30日午後11時15分から最終日(第6日)の12月5日までWOWOWオンデマンドでライブ配信。12月9日午後4時からWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで5時間にわたって放送・配信する。大一番を目前にした西郷真央選手、吉田優利選手、馬場咲希選手が意気込みなどを語った。

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 最終予選会は、今年から6日間6ラウンドに。4ラウンド終了時に予選カットが行われ、最終順位45位タイまでの選手が来シーズンのツアー出場資格を獲得する。ただし、「最終予選会順位」=「出場優先順位」となることから、上位通過者ほどより多くの出場機会を得られるため、選手は一つでも上の順位を目指して戦いを繰り広げることになる。

 今年は“世界ランキング75位以内”の資格により、予選会ステージ1・ステージ2(Qスクール)を免除された西郷真央選手と吉田優利選手が最終予選会から出場。西郷選手は昨年の国内ツアーで一気に5勝をマークした22歳。吉田選手は今年5月に3勝目を挙げた23歳。また、昨年の全米女子アマチュア選手権を制した18歳の馬場咲希選手が10月中旬に行われたステージ2を突破し最終予選会への切符を勝ち取った。

 ◇西郷真央選手

 ――米ツアーに挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。

 プロになる前からアメリカで戦うのが夢だったので、昨年ごろからタイミングを見計らって今年挑戦したいなと思ったのがきっかけです。

 ――フォールズとクロッシングの2コースでの戦いとなりますが、印象を聞かせてください。

 フォールズはコース自体がすごく難しいという印象があって、グリーンの傾斜もすごく強いので守るところはしっかり守っていくという、あまりスコアが出にくいコースかなという印象です。クロッシングは残り距離にもよりますけど、チャンスホールも何ホールかあるので、そこでしっかりバーディを取ってスコアメークしたいなっていう感じです。

 ――ー日本のツアーでも優勝してすごくいい流れできていると思いますが、この大会に向けてご自身で調節した部分や準備してきた部分ありますか。

 フェアウッドだったりウエッジだったり、昨年と全く違うセッティングにはなっているんですけど、自分に合ったクラブが見つかったと思っているので、クラブの調整は1年かけてすごく丁寧にやってきたと思っています。

 ――期間中は雨予報などもあり少し心配なところありますが、キーポイントになりそうな部分はご自身の中でどのあたりと感じますか。

 グリーンもそうですけどやっぱり芝質が全く違うので、フラストレーションをためずに長い6日間をしっかり気持ちを切り替えながらやっていきたいなと思っています。

 ――最後に6日間のQシリーズ(最終予選会)に向けて意気込みをお願いします。

 目標は20位以内に入ることですが、しっかり自分のプレーに集中して全力で頑張りたいです。

 ◇吉田優利選手

 ――最初に米ツアーに参戦しようと思った理由を教えてください。

 もともとずっとアメリカに行きたいなっていうのは学生の頃から思っていて、何歳までに行くっていうのは自分の人生設計の中で決めていたので、その中のマックスの年が今年でした。

 ――最終予選会は6日間の長丁場ですが、それについてはどう感じていますか?

 日にちが長ければ長いほど挽回できるチャンスがあるかなと思っているので、1日1日大事に頑張っていきたいと思います。

 ――フォールズとクロッシングの2コースでの戦いになりますが、印象を聞かせてください。

 どっちのコースも長いんですけど、フォールズの方はわりとスコアが出るのかなっていうイメージです。クロッシングの方は特にインコースがすごく難しいなと思ったので、しっかりそこで耐えられるようなゴルフしたいなと思っています。

 ――明日からの天気が少し心配ですが、キーポイントになりそうな部分はご自身でどこだと感じていますか?

 やっぱり寒さですかね。かなり朝とかも冷え込みますが、明日に関しては温かいうちに回れそうなので、そういうところもうまく生かせたらいいなと思います。

 ――最後にこのQシリーズ(最終予選会)に向けて意気込みをお願いします。

 6日間すごく長いと思うんですけど、自分のゴルフが毎日できればいいなと思いますし、そのためにしっかりベストを尽くしたいなと思います。

 ◇馬場咲希選手

 ――まず米ツアーに参戦しようとした理由やきっかけを教えてください。

 小さい頃からアメリカでプレーすることが夢でした。そして今年、いろいろな方に協力していただいて予選会に参加できました。

 ――2次予選会を経ての今回の最終予選会ですが、2次予選会を少し振り返ってもらえますか?

 初めてだったのでどういう雰囲気か全然想像できなかったんですけど、試合とは全く異なる感じでプレー中のメンタル面も含めて、一打一打がすごく大事になってくるような場面が多かったです。

 ――フォールズとクロッシングの2コースでの戦いになりますが、印象を聞かせてください。

 フォールズの方は結構難しくてティーショットもちょっと狭いところが何ホールかあったので、そういうところをしっかり気をつけたいです。クロッシングの方はフォールズよりはティーショットが広いホールが多いので、ちゃんと自信を持って打っていきたいなと思います。

 ――この大会に向けて準備してきたことや調節した部分などはありますか?

 芝がちょっとポコポコしているので、ラフからのショットやアプローチなどの打ち方を少し変えるための部分を練習しました。

 ――最後にQシリーズ(最終予選会)に向けて意気込みをお願いします。

 6日間プレーできれば最後までチャンスがあると思うので、少しミスしてしまってもあきらめずに最後まで頑張りたいと思います。

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 第1日(11月30日)は午後11時15分からWOWOWオンデマンドで無料配信。第2~6(最終)日(12月1~5日)はWOWOWオンデマンドで配信(配信時間は決定次第、WOWOW公式SNS等で告知)する。12月9日午後4時からWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信。

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