海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第8話が12月7日に放送された。終盤、ゆりあ(菅野さん)の身にあることが降りかかり、優弥(木戸大聖さん)との関係を考え直す場面があり、視聴者の間で話題になった。
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原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)。夫(田中哲司さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿央士さん)と、彼女を名乗る女性(松岡茉優さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。ドラマ「僕の生きる道」(2003年)などの「僕シリーズ」などで知られる橋部敦子さんが脚本を担当している。
第8話は、昏睡状態から順調に回復を遂げていた夫・伊沢吾良(田中さん)は、夫の“彼女”・小山田みちる(松岡さん)とその娘たちとの同居続行を巡って“一家”がもめる中、突然口を開く。そして、みちるの次女・みのん(田村海夏ちゃん)は自分の子だと断言する。それは吾良が争いを収めるため、そして自分の介護に縛られてきた“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿さん)を自由にするためについた渾身(こんしん)のうそだった。
しかし、真相を知らない稟久はショックで家を飛び出し、バレエ講師・松川智(黒羽麻璃央さん)と交際を始める。そんな稟久に、ゆりあは吾良の真意を伝えようとするが……。
ゆりあに好きな人がいることも認識していた吾良は、苦労をかけたゆりあに謝り、「俺はもう大丈夫だから、好きにしていい」と告げる。その矢先、ゆりあの“禁断の恋”の相手、優弥からゆりあの存在について聞かされた妻・伴里菜(えびちゃん)が、ゆりあを見せろと言い出す。ゆりあは里菜と一対一で会って話をする。
そんなある日、実姉・泉川蘭(吉瀬美智子さん)から相談され、一緒にがん検診を受けたゆりあ。蘭は大丈夫だったが、ゆりあに乳がんが見つかる。
優弥とその息子の未来と、自身の行く末のことを考えたゆりあは、優弥に「別れよう」と告げる。最初は「ふざけんなよ、本気で言ってんのか」とゆりあに怒りをぶちまける優弥だったが、「いいよ、殴って」というゆりあを強く抱きしめると、「幸せになってね」と離れていった。
この状況にSNSでは「ねえーーーーしんどい伴ちゃんと別れるのはわかってたけどやっぱしんどいダメだよ別れないでほしい」「ゆりちゃん……ゆうや……くっついてほしかった」「ゆりあさんは愛の人だ。切ない」「伴ちゃんのおっぱいって伏線やったんか」「は―泣けた」「あ~別れるのつらい」「つらすぎてむせび泣く」などのコメントが続々と上がった。
また、次回最終回という予告が流れ、「終わってほしくない」「みんなが幸せな笑顔の最終回であれ」「なかなかぶっとんだ内容やったし寂しい」などの声もあった。
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