青のミブロ:堀江瞬が田中太郎に 史実には存在しないオリジナルキャラ 「懸命にアツく」

「青のミブロ」に登場する田中太郎(上)と田中太郎の声優を務める堀江瞬さん(C)安田剛士・講談社/「青のミブロ」製作委員会
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「青のミブロ」に登場する田中太郎(上)と田中太郎の声優を務める堀江瞬さん(C)安田剛士・講談社/「青のミブロ」製作委員会

 サッカーマンガ「DAYS」で知られる安田剛士さんの新選組を題材にしたマンガが原作のテレビアニメ「青のミブロ」で、声優の堀江瞬さんが新選組の田中太郎を演じることが分かった。田中太郎と和装の堀江さんの“クロス”ビジュアルも公開された。ビジュアルには「死ぬ気で生きる。」というコピーが添えられている。

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 田中太郎は史実には存在しない同作のオリジナルキャラクターで、主人公・ちりぬにおと同じく、くせ者がそろう新選組に名前を連ねる少年。奉公先を転々として過酷な人生を歩んできた太郎は、ひたすら「生きること」へ執着しながら、新選組の一員として成長していく。

 堀江さんは「揺るがない、というのはとても難しく、理由を付けて流される気安さを覚えてしまいがちで、流された先で自己があれば良いものの、僕はそれすらどこかへ流されて、これまで誰かの刀で戦って、誰かの口で高説を垂れてきたかもしれません。本作で描かれる、壬生浪士組が掲げる揺るぎない『正義』を通じて、僕自身も変わっていけるような答えを見つけ、胸を張ってそれを今度は皆様に提示できるよう、懸命にアツく収録に臨みたいと思っています。よろしくお願いいたします」と意気込みを語っている。

 今後、12月15日に芹沢鴨、22日に近藤勇のキャストが発表される。

 「青のミブロ」は、2021年から「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中。幕末の京都を舞台に、新撰組の生き様を描く。素直で優しく家族思いだが、心の奥で正義を燃やす少年・におが、嫌われ者の浪士集団・壬生浪(ミブロ)の土方歳三、沖田総司と出会う……というストーリー。コミックスが第11巻まで発売されている。

 アニメは、「100万の命の上に俺は立っている」などの羽原久美子さんが監督を務め、MAHO FILMが制作する。

 ◇キャスト(敬称略)

 ちりぬにお:梅田修一朗▽土方歳三:阿座上洋平▽沖田総司:小野賢章▽斎藤はじめ:小林千晃▽田中太郎:堀江瞬

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