渡辺謙:「ブギウギ」趣里の熱唱に「滂沱の涙が止まらなかった」 英国で共演した俳優の名演技を想起

渡辺謙さん
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渡辺謙さん

 俳優の渡辺謙さんが12月7日、自身のX(ツイッター)を更新。同日に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)を見て、号泣したことを明かした。

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 この日に放送された「ブギウギ」第49回では、趣里さん演じるヒロインのスズ子が、戦死した弟・六郎(黒崎煌代さん)のため作曲家・羽鳥(草なぎ剛さん)が書き下ろした楽曲「大空の弟」を熱唱する場面があった。

 渡辺さんは、この場面について「スズ子が戦死した弟を想(おも)いながら唄(うた)う姿に『王様と私』のロンドン公演で、愛する娘さんを交通事故で亡くしたルーシーが復活した横顔がダブって見えた」とコメント。

 渡辺さんは2015年、英ロンドンで上演されたミュージカル「王様と私」で俳優のルーシー・アン・マイルズさんと共演。マイルズさんは、公演の直前に愛娘を交通事故で亡くしたが、舞台上では圧倒的な歌声を披露した。渡辺さんは、熱唱する趣里さんの姿が、その時のマイルズさんの姿と重なって見えたという。

 渡辺さんは「どんな辛(つら)い事があっても、舞台に立ち続ける、エンターテイメントの凄(すご)み。朝から滂沱(ぼうだ)の涙が止まらなかった」とつづり、趣里さんの演技をたたえた。

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